カーリング楽しいね！　札幌市豊平区が区民を対象に体験会　親子連れなど１００人参加

（市町村 2015-08-31付）

札幌市豊平区民カーリング体験会

　札幌市豊平区は八月上旬、どうぎんカーリングスタジアムで「豊平区民カーリング体験会」を開催した。小学生とその保護者など約百人が参加。ソチ五輪などにカーリング競技女子日本代表として出場した、小笠原歩選手らが指導に当たった。

　同体験会は、カーリングという新たなウィンタースポーツを楽しむ機会の提供などを目的に、初心者を対象に実施したもの。約百人が参加した。

　ソルトレイクシティ・トリノ・ソチと三度の五輪出場を果たした小笠原選手が、現在所属している道銀フォルティウスのチームメート・近江谷杏菜選手とともに、札幌市観光文化局が展開しているオリンピアンズキャラバン事業からのゲストとして指導を担当。このほか、一般社団法人札幌カーリング協会の佐藤浩氏、松沢美香氏が指導に当たった。

　参加者たちは、ルールやストーンの投げ方などの説明を受けたあと、ミニゲームを体験。ストーンを初めて投じた子どもたちは、まっすぐ離すことができずにいたが、小笠原選手から「腰を低く落として」などのアドバイスを受けることで、スムーズに投げられるようになっていた。

　指導を受けた子どもたちは、「最初は転んだりしたけれど、何度も挑戦するうちに、しっかり投げられるようになった」などと話し、カーリングの面白さを実感していた。保護者は、「子どもだけでなく、一緒に参加した私も楽しむことができた。今後も機会を設けてやってみたい」と話していた。

(市町村 2015-08-31付)