自然体験っておもしろい！　「わくわくサマーキャンプ」　４０人が参加―ネイパル森

（道・道教委 2015-09-04付）

　【函館発】ネイパル森は八月上旬の四日間、主催事業「わくわくサマーキャンプ」を開催した。渡島管内や札幌市などから小学四～六年生四十人が参加。川遊びなど様々な体験を通して、自然の中で元気良く遊んだり、仲間と協力して野外炊事を体験したりするなど、充実したキャンプを過ごした。

　自然の中で異年齢の仲間たちとともに、非日常的な体験活動にチャレンジすることによって、自らの可能性や他者と協力する意義に気づき、今後の生活に対する意欲を高めることがねらい。

　活動中は、野外炊事で班ごとにカレーライスを作ったり、初めて体験する子も多い座禅体験や、大沼一周二十四㌔㍍サイクリングなどを仲間とともに楽しみ、達成感を味わった。

　三日目には、八雲町の落部川でメーンアクティビティの「川遊び」を行った＝写真＝。子どもたちはライフジャケットを着て、二～三人の「バディ」を組み、川の流れに身を任せる「ボディラフティング」を体験した。

　釣り体験では、魚のひきが強く、なかなか釣り上げることができなかったが、釣った魚を引き上げるために友達に手伝ってもらうなど、仲良く協力して楽しんでいだ。釣った魚はネイパル森にもち帰り、ボランティアスタッフの指導のもと、調理した。

参加した子どもたちは、「木登りや川遊び、釣りなど初めて体験したけれど、すごく楽しかった」「キャンプが初めてで分からないことがいっぱいあったけれど、班の友達と協力できて良かった」など、四日間のキャンプに満足した様子だった。

(道・道教委 2015-09-04付)