宗谷管内地域いじめ問題等対策連絡協議会　主体的な取組へ方策協議　会合開き重点推進事項確認

（道・道教委 2015-09-17付）

宗谷管内地域いじめ問題等対策連絡協議会

　【稚内発】宗谷管内地域いじめ問題等対策連絡協議会（会長・岡村眞規子宗谷教育局長）は十日、宗谷合同庁舎で第一回管内地域いじめ問題等対策連絡協議会を開催した＝写真＝。宗谷教育局や学校のほか、警察や宗谷総合振興局などの関係機関から計三十人が参加。「いじめ問題への児童生徒の主体的な取組の推進」など三点を本年度の重点推進事項として掲げ、重点を達成するための具体的方策について協議した。

　道いじめ問題対策連絡協議会や道生徒指導連絡会議との連携を深めるとともに、管内におけるいじめ・不登校などの生徒指導上の諸問題への対策の推進を図ることが目的。教育局をはじめ、学校や警察などから約三十人が参加した。

　はじめに、宗谷局高校教育指導班の西埜聡明指導主事が、二十五年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査の概要や、前年度の管内地域いじめ問題等対策連絡協議会の取組などについて説明した。

　このあと、本年度の重点推進事項に掲げた「いじめ問題への児童生徒の主体的な取組の推進」「スマートフォン等のインターネットの使用に関する指導の充実」「いじめ防止対策委員会における組織的な取組と全教職員による共通理解の徹底」の三点について協議。それぞれテーマに関して、枝幸高校の三井智和教頭、枝幸町立枝幸中学校の大谷智昭教頭、猿払村立鬼志別小学校の桜井和則教頭が、自校の実践について発表した上で、本年度の重点を達成するための具体的方策について意見を交わした。

(道・道教委 2015-09-17付)