道教委　文科省指定事業の協力校決定　岩見沢農業高など２８校　アクティブ・ラーニング推進

（道・道教委 2015-09-24付）

　道教委は、文部科学省指定「課題解決に向けた主体的・協働的な学び（アクティブ・ラーニング）推進事業」の協力校に、岩見沢農業高校など二十八校を決定した。函館稜北高校を拠点校に、言語活動の充実による主体的・協働的な学びに関する実践研究に取り組む事業。今回決まった協力校は、全道研究大会への参加、道外学校等への視察研修と研修成果の普及、授業実践セミナーへの講師派遣を行う。

　同事業は、道教委が本年度、文科省の指定を受けて実施。本道の生徒の一層の学習内容の定着と学習意欲の高揚を図る確かな学力の向上に向け、基礎的・基本的な知識・技能の習得や、思考力・判断力・表現力等の育成を目指した、言語活動の充実による「主体的・協働的な学び（アクティブ・ラーニング）」の全道的な拡充を図る。

　研究課題は、「〝二十一世紀に求められる資質・能力〟の効果的な育成にかかる各教科等における具体的な言語活動の研究」など三点を掲げている。

　函館稜北高を拠点校に指定。拠点校では、研究課題に応じた学校としての取組を推進し、資料等の作成に協力するほか、公開授業を実施し、他校の教員等と研究協議を行う。

　今回決まった協力校は、全道研究大会への参加、道外学校等への視察研修と研修成果の普及、授業実践セミナーへの講師派遣を行う。

　十一月二日には、函館稜北高で「主体的な学びに関する全道研究大会」を開催。拠点校と協力校の研究実践発表・協議を行い、研究成果の共有化を図る。

　協力校はつぎのとおり。

▼道央ブロック

▽空知＝岩見沢農業高、滝川高、砂川高

▽石狩＝札幌西高、札幌啓成高、札幌英藍高、札幌国際情報高

▽後志＝小樽商業高

▼道南ブロック

▽胆振＝伊達緑丘高、登別明日中等教育

▽日高＝静内農業高、浦河高

▽渡島＝函館中部高、函館商業高（定）、松前高

▽桧山＝桧山北高

▼道北ブロック

▽上川＝旭川西高、士別翔雲高、旭川南高

▽留萌＝留萌高

▽宗谷＝枝幸

▼道東ブロック

▽オホーツク＝北見北斗、斜里、清里

▽十勝＝帯広柏葉

▽釧路＝釧路湖陵、釧路江南

▽根室＝根室

(道・道教委 2015-09-24付)