胆振局が管内道立学校財務実務研　講話、研修通し資質向上　事務職員ら１８人が参加

（道・道教委 2015-09-18付）

胆振教育局が道立学校財務実務研修会

　【室蘭発】胆振教育局は十五日、むろらん広域センタービルで管内道立学校財務実務研修会を開催した。管内の道立学校事務職員ら十八人が出席。講話や実務研修のほか、意見交換を行い、財務会計事務にかかる資質の向上を図った＝写真＝。

　開会に当たり、道立学校運営支援室の北岡光彦室長があいさつ。「本日は、契約事務や収入事務、支出事務などの幅広いテーマを設定した。研修を通じ、学校経営の機能強化につなげてほしい」とした。

　続いて、北岡室長が「コンプライアンスと財務会計」と題して講話。不祥事事例にふれた上で、法令順守の徹底を強く求めた。事務室にかかるコンプライアンスでは、①生徒指導に関する情報②生徒の家庭に関する情報③職員に関する情報④財務実務における決定前の情報―の四つを外部にもらしてはいけない情報と説明。また、日常の業務で困った際には、財務の相談窓口があることも紹介し、積極的な活用を呼びかけた。

　このあとの実務研修では、道立学校運営支援室の渡辺大輔主任が「契約事務」、土田真也主事が「収入事務」、杉崎真主事が「支出事務」についてそれぞれ説明。このほか、財務に関する日常の疑問点などについて活発に意見を行い、財務会計事務にかかる資質の向上を図った。

(道・道教委 2015-09-18付)