機能性、着心地求めた５０点　ブランドとコラボの製品も　瀧本「制服・ウェアの展示会」が盛況

（関係団体 2015-12-01付）

学校制服・スポーツウェア展示会

　学生服の「スクールタイガー」で知られる瀧本㈱札幌支店（戸田和宏支店長）は、十一月二十六日から二日間、札幌コンベンションセンターで学校制服・スポーツウェアの展示会を開催した。新素材・新機能を駆使した制服、スポーツウェア約五十点を展示したほか、創業九十周年の記念企画としてスポーツメーカーの「ＭＩＺＵＮＯ」や、イギリスのファッションブランド「ＫＡＮＧＯＬ」とコラボレーションした制服も披露した＝写真＝。

　今回は、機能性や着心地にこだわった新作の制服とデザイン性あふれるスポーツウェアを二十五点ずつそれぞれ紹介。

　制服では、ウール八〇％でも家庭で洗濯できるものや、制服の中に取り外し可能なライナーを備えた防寒用学生服、ストレッチ性のある素材を裏地にも採用し、動きやすさと着心地を追求した制服など、生徒や保護者のニーズに応える新製品を紹介した。

　また、制服業界では同社のみが採用し、汗のにおいを瞬時に消臭することで人気の高い「モフクリア」製品は、採用した学校から「消臭効果が高く、教室のにおいが気にならなくなった」などの声が寄せられ、絶大な効果が実証されている。

　スポーツウェアでは、摩擦に強く熱に溶けにくいものや再帰反射機能を付け、安全性を高めたものなど、高機能で着心地が良い新作の数々を披露した。

　さらに、創業九十周年の記念企画としてコラボレーションした「ＭＩＺＵＮＯ」の制服は、軽さ、動きやすさ、体への負担の少なさが特徴。独自の吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を裏地などに使うことで防寒機能も向上させた。

　同じくコラボレーションした「ＫＡＮＧＯＬ」では、現代の中高生に合わせた細身のシルエットの制服など、ブレザーやスクールシャツ、かばんなどを提案した。

　会場には多くの関係者が駆けつけ、高機能な新製品の数々に驚きや感嘆の声が上がっていた。

(関係団体 2015-12-01付)