歌志内小の生活科「昔の遊び」　けん玉で集中力アップ！　空知局・佐々木氏の妙技に驚き

（学校 2015-12-16付）

歌志内小けんだま授業

　【岩見沢発】歌志内市立歌志内小学校（阿部舟校長）は四日、けん玉名人である空知教育局道立学校運営支援室の佐々木桂主任を招いて、同校でけん玉授業を実施した。一・二年生三十人が参加。佐々木主任がけん玉の名人技を披露したほか、けん玉を使った積み木遊びやドミノなど様々な遊びを実施。児童たちは、佐々木主任の鮮やかなけん玉の腕前に興奮した様子で見入っていた。

　一・二年生の「生活科・昔の遊び」の授業の中で実施したもの。同校では前年度から、器用さや忍耐力、体幹を鍛えることを目的に「けん玉検定」を取り入れている。検定を希望する児童たちは校長室で一～十からなる各等級のけん玉の種目に挑戦できるもの。阿部校長が審査役となり、合格者には認定証が授与される。

　当日の授業では、佐々木主任が日本けん玉協会の級位・段位取得に必要となる様々な技を紹介した。休憩時間には、佐々木主任がコレクションであるけん玉百一個を披露。直径十五㌢近くある巨大けん玉や、希少価値の高いけん玉など種類は様々で、児童たちは興味津々の様子で遊んでいた＝写真＝。

　このほか、けん玉同士を絶妙なバランスで積み上げる「けん玉積み木」や、けん玉を使ったドミノ倒しなどに興じ、笑顔をみせていた。

　参加した児童は、「けん玉がますます好きになった。また、佐々木さんに来てほしい」と感想を。二年生担任の野口幸子教諭は「児童たちのけん玉に対する興味・関心が増した。けん玉遊びを通じて、コツコツと練習を重ねる粘り強さを養ってくれれば」と期待していた。

(学校 2015-12-16付)