室蘭東翔高と室蘭聾が交流会開く　メリークリスマ～ス!!　プレゼント交換などで親睦

（学校 2015-12-16付）

両校児童生徒はしりとりやプレゼント交換などで親睦を深めた

　【室蘭発】室蘭東翔高校（別所正一校長）と室蘭聾学校（小嶋義勝校長）は九日、フレンドシップ憲章の一環として室蘭聾学校寄宿舎で第一回交流会を開催した。両校の児童生徒たちは、しりとりやクリスマスプレゼントの交換など通じ、親睦を深めていた＝写真＝。

　両校は、交流・共同学習によって特色ある教育活動の推進を目指す「フレンドシップ憲章」に関する協定を、ことし四月に締結。道立高校および特別支援学校間における継続的な交流を盛り込んだ連携協定は、道内初の試みとなっている。

　当日、室蘭東翔高からは二年生五人、室蘭聾からは寄宿舎生七人が参加した。

　はじめに、胆振教育局の川端香代子教育支援課長が「ゲームなどを通じてたくさん交流し、仲良くなって」と呼びかけた。

　続いて、全員が自己紹介を行ったあと、発声をせず、身ぶり手ぶりで伝えるジェスチャーしりとりを実施。児童生徒たちは笑顔で交流を深めていた。

　このほか、室蘭東翔高の生徒たちがサンタやトナカイにふんし、クリスマスプレゼントを手渡した。室蘭聾三年生の今将希君は「きょうは楽しかった。本当にありがとう」と元気にお礼を述べた。

　小嶋校長は「児童生徒たちは本当に楽しんでいた。今後も交流を続け、親睦を深めていきたい」と語った。

(学校 2015-12-16付)