札幌市日新小が〝食指導〟　好き嫌いせず食べよう　札幌市宮の森小の栄養教諭招く

（学校 2015-12-17付）

札幌市立日新小「食指導」

　札幌市立日新小学校（荒川巌校長）は十一月下旬、一年三組で「食指導」を行った＝写真＝。札幌市立宮の森小学校の小野塚かずみ栄養教諭が指導。小野塚教諭は、子どもたちが元気に成長するため、好き嫌いせずに食べようとする意欲をもてるよう授業を展開した。

　同校は、親学校から給食の提供を受ける子学校で、今回親学校である宮の森小の小野塚教諭が食指導を実施。本時の目標を、「食品はその働きによって、３つのグループに分けられることを知る」「元気に成長するために、好き嫌いせずに食べようとする意欲をもつ」と設定した。

　小野塚教諭は、人の体が食べ物からできていることを確認したあと、元気な一年生になるために、どんなことをすればいいか問いかけた。児童は、「好き嫌いをしない」「早寝・早起きをする」と発表した。

　食べ物の主な働きについて、「体をつくる」「熱や力のもとになる」「体の調子を整える」―の三点を説明。それぞれ「赤の元気ちゃん」「黄色の元気ちゃん」「緑の元気ちゃん」としてワークシートを使い、ご飯やニンジン、肉や牛乳などを三つのグループに分けさせた。

　給食の献立には、三つの働きがそろっていることを説明し、「もっと元気な一年生になるために、三つの元気ちゃんをそろえて食べよう」と呼びかけた。

(学校 2015-12-17付)