札幌市教委学校図書館司書配置モデル事業　来年度１５人程度を配置　３０校で活動、新たに１０人程度募集

（市町村 2015-12-25付）

　学校図書館司書配置のモデル事業を進めている札幌市教委は来年度、学校図書館司書を十五人程度配置し、三十校での活動を見込んでいる。現在、学校図書館司書を十人程度募集。今後も段階的に人数を増やし、三十一年度までに中学校全校で配置できるよう取り組んでいる。

　市教委では中学校での図書活動の充実を図るため、二十五年度に学校司書配置事業のモデル事業として中央区に学校司書を一人を配置。これまで貸し出し冊数や人数が顕著に伸びるなど、成果を上げている。

　さらなる図書活動の充実を図るため、十月から同事業を実施した。学校図書館司書は一人二校まで活動できることとなっており、五人を配置。中央区以外の九校で活動している。

　現在、学校図書館司書を十人程度募集。来年度から配置する予定で計十五人が三十校で活動する見込み。

　本年度は、二十五年度から実施している学校司書配置事業のモデル事業と合わせて、成果や運営方法などを年度末までにまとめる方針。今後、段階的に増員させ、三十一年度までに中学校全校に配置できるよう取り組んでいる。

(市町村 2015-12-25付)