静内高・静内農業高・平取高生徒会が交流　互いの考えや取組理解　遠隔授業システムで意見交換

（学校 2016-01-19付）

遠隔授業システムを活用した生徒会交流会

　【浦河発】遠隔授業システムを活用した、「静内高校・静内農業高校・平取高校三校生徒会交流会」が昨年十二月中旬に開かれた＝写真＝。各校の生徒会と農業クラブ執行部の生徒たちが自校の学校行事や委員会活動について紹介したほか、意見交換などを通して交流を深めた。

　遠隔授業システムを活用しながら、地域のキャンパス校、センター校として平取高校と静内高校が関係深化を目指すもの。交流会には、静内高会場には、同校の生徒会メンバー十三人、静内農業高の生徒会・農業クラブメンバー十七人が参集。平取高会場には同校生徒会メンバー五人が集まり、学校祭に関する話題を中心に意見交換した。

　生徒たちは、学校祭に向けた準備や模擬店運営での創意工夫のほか、生徒会業務とクラス作業の両立の方法などについて話し合ったほか、平取高「トマトクラブ」の活動報告や静内高のボランティア活動など、互いの生徒会の年間活動報告を行った。

　スタート時は緊張していた生徒たちも、話が進むにつれて会話も弾み、遠隔授業システムを介して積極的に交流。参加した生徒たちは、「遠隔システムの活用で、離れた高校の生徒会役員とも交流ができ、いろいろな考えを聞くことができた」などの声が上がり、より深い交流となった。

(学校 2016-01-19付)