進路実現へ切磋琢磨　足寄高が進学合宿―１７人が２泊３日で学習深める

（学校 2016-01-21付）

「進学を志す仲間と一緒に生活すると刺激になる」と生徒たち

　【帯広発】足寄高校（西堀隆亮校長）は十一日から二泊三日の日程でネイパル足寄を会場に「進学合宿」を行った＝写真＝。二年生四人、一年生十三人の計十七人が参加。生徒たちは授業や自習などを通して、希望進路の実現に向けて勉強に励んだ。

　進学合宿は、進路実現に向けて受験に取り組む姿勢の育成と学力向上を目的に、毎年冬休みに実施している。今回は二年生四人、一年生十三人の計十七人が参加した。

生徒は、国語・数学・英語の授業を受けたり、自習したりして、希望進路の実現に向けて勉強に励んだ。

　授業では、食事・休憩を挟んで午前八時三十分から午後八時まで続き、その後、各自の課題に取り組む自習の時間を設けるなどした。

　参加した生徒は、「やり応えがあり、進学を志す仲間と一緒に生活すると刺激になる」と話していた。

　同校の加藤瑞樹進路指導部長は「三日間寝食をともにし、同じ教科・内容を学習することで、互いに進路実現に向けて競争し励まし合う存在として仲間意識が生まれたと思う。今回の合宿をはじめ、今後も継続して学力向上に取り組んでいきたい」と述べている。

(学校 2016-01-21付)