２８年度札幌市立高校入選当初出願状況　全日制６校平均１．３倍　札幌旭丘・普通が最高の１．８倍に

（市町村 2016-01-28付）

　札幌市教委は二十七日、二十八年度市立高校入学者選抜の当初出願状況を発表した。全日制六校には募集人数一千八百四十人に対し、二千四百八十二人が出願。平均倍率は前年度と同率の一・三倍で、札幌旭丘・普通が一・八倍と最も高い倍率となった。定時制課程の市立札幌大通の平均倍率は一・四倍で、前年度より〇・二ポイント増えたほか、後期課程編入学者選抜を行う市立札幌開成・コズモサイエンスは前年度より〇・三ポイント増の一倍となった。

　全日制課程六校は、募集人数一千八百四十人に対し、二千四百八十二人が出願。平均倍率は前年度と同じ一・三倍になった。このうち、標準枠が三百五十二人（内数）の推薦入学は、二百九十四人（同）が出願した。

　前年度を上回る倍率となった全日制の学校・学科には、札幌旭丘・普通が〇・四ポイント増の一・八倍、札幌平岸・デザインアートが〇・二ポイント増の一・二倍、札幌清田・普通が〇・二ポイント増の一・三倍、札幌平岸・普通が〇・一ポイント増の一・六倍、札幌啓北商業・未来商学が〇・一ポイント増の一・二倍となっている。残る学校・学科は〇・三～〇・一ポイント下がった。

　定時制課程の市立札幌大通は、募集人数二百九十人（推薦標準枠百十人を含む）に対し、四百十六人が出願。平均倍率は一・四倍となり、前年度より〇・二ポイント増えた。普通・午前が〇・四ポイント増の一・九倍、普通・午後が〇・二ポイント増の一・七倍、普通・夜間が前年度と変わらず〇・六倍となった。

　後期課程編入学者選抜を行う市立札幌開成・コズモサイエンスは、募集人数百六十人（推薦標準枠含む）に対し、推薦出願者三十四人を含め百六十五人が出願。平均倍率は〇・三ポイント増の一倍となっている。

　出願変更は、二月三日午後四時まで受け付ける。

(市町村 2016-01-28付)