札幌市が奨学基金寄付金に対し感謝状贈呈　子どもたちへの支援に謝意　道行政書士会札幌支部に

（市町村 2016-02-03付）

長岡教育長は「本当にありがたい」と感謝した

　札幌市は一日、市教委教育長室で札幌市奨学基金への寄付金に対する感謝状贈呈式を挙行した。札幌市教委の長岡豊彦教育長が北海道行政書士会札幌支部の荒木徹支部長に感謝状を贈呈＝写真＝。長岡教育長は「子どもたちが力強く羽ばたいていくには奨学金が必要不可欠。本当にありがたい」と感謝していた。

　昭和二十六年に発足した札幌市奨学金は高校・大学生等に返済を必要としない奨学金を支給する制度で、年間約一千三百人が活用。札幌市奨学基金の運用益（利子収入）と札幌市の歳出予算によって奨学金をまかなっている。

　札幌市では奨学基金の寄付を募るため、昨年十一月から十二月にかけて関係諸団体に対し、顧客等へのＰＲを依頼した。道行政書士会札幌支部では、寄付募集用リーフレットを会員に配布したほか、奨学金の寄付を実施。札幌市ではこの取組に対し、感謝状を贈呈することとした。

　この日、荒木支部長らが市教委を訪問し、寄付金五万円を贈呈。長岡教育長が感謝状を手渡した。

　長岡教育長は「厳しい社会情勢の中、子どもたちが力強く羽ばたいていくには奨学金が必要不可欠。本当にありがたい」と感謝していた。

　道行政書士会札幌支部は、「札幌市全体で子どもたちを育てていくよう奨学基金のＰＲを積極的にしていきたい」と話していた。

(市町村 2016-02-03付)