交流通して一層の充実を　１６校が日ごろの学習成果発表―道高校長協会総合学科部会

（関係団体 2016-02-12付）

総合学科の特徴を生かした学習成果を発表

　【旭川発】道高校長協会総合学科部会（川崎義明部会長）は五日、旭川南高校（前田豊校長）で二十七年度道高校総合学科学習成果発表会を開いた＝写真＝。十六校から三十五人の生徒が参加。一校ずつ総合学科の特徴を生かした日ごろの学習の成果を発表した。

　発表会は、全道の総合学科高校の生徒が集い、日ごろの学習成果を発表するとともに、情報交換等を通して生徒相互の交流を深め、総合学科教育の充実を図ることが目的。

　室蘭東翔高校、剣淵高校、斜里高校、浦河高校、留辺蘂高校、石狩翔陽高校、札幌厚別高校、余市紅志高校、旭川南高校、桧山北高校、池田高校、美唄尚栄高校、釧路明輝高校、標茶高校、清水高校、森高校の十六校が参加した。

　この日、各校が特色ある学習成果を紹介。高校生による小学校外国語活動研究や、高齢者と地域コミュニティーの在り方についての研究、音楽と運動機能との関係性に関する調査など、多様な発表が行われた。生徒たちは、熱心にメモを取りながら耳を傾けていた。

　おわりに、道教委新しい高校づくり推進室の相馬哲也参事が講評した。

　発表を聞いていた生徒は「（室蘭東翔高校の発表した）最近の結婚式事情についてまとめた研究が印象に残った。式を挙げない夫婦が半数にものぼることに驚いた」「どの発表もいろいろな工夫をしていて、分かりやすく、ためになった」などと感想を寄せていた。

(関係団体 2016-02-12付)