２８年度公立高入選出願変更後の状況　全定合計３６，８９５人に　平均倍率、当初時と同率

（道・道教委 2016-02-16付）

　道教委は十五日、二十八年度公立高校入学者選抜出願変更後の状況（二月三日現在、札幌市立高校分は別記事）を発表した。出願者数は、道外からの転居で新たに出願した二十人が加わり、全定合計三万六千八百九十五人。平均倍率は、当初出願時（一月二十五日現在）と同じ一・〇倍だった。

　出願者数の内訳は、全日制が三万五千八百九十三人、定時制が一千二人。倍率は、全日制が一・〇三倍、定時制が〇・四七倍で、当初出願時と同率。全日制では、普通科が一・〇四倍、職業学科が〇・九八倍で当初出願時から変わらなかったほかは、専門学科が一・三〇倍から一・二九倍、総合学科が〇・九九倍から〇・九七倍へと低下した。

　出願変更した人数は、全日制が一千百九十一人、定時制が三人の計一千百九十四人。全日制のうち、普通科が九百四十一人、専門学科が二十二人、職業学科が百六十六人、総合学科が六十二人。

　出願変更の結果、全日制で募集人員に満たない学校・学科数は、普通科が当初出願時から三校減の八十八校、専門学科が変動なしの一校一学科、職業学科が二校四学科減の四十八校七十五学科、総合学科が変動なしの九校だった。

　同じく全日制で倍率が一・五倍を超えた学校・学科は、普通科が当初より二校減の三校で、札幌国際情報（一・八倍）、札幌旭丘（一・六倍）、札幌平岸（一・六倍）。専門学科は当初より一校減で、札幌啓成・理数（二・三倍）、旭川西・理数（一・五倍）、釧路湖陵・理数（一・六倍）の三校。

　職業学科が当初より三校五学科減で、苫小牧工業・電子機械（一・七倍）、苫小牧工業・建築（一・五倍）、函館工業・建築（一・七倍）、函館商業・流通ビジネス（一・七倍）、旭川工業・情報技術（一・六倍）、帯広工業・建築（一・五倍）の五校六学科。総合学科はなし。

　出願変更によって、出願者数が三十人以上変化した学校・学科は、旭川永嶺・普通（四十一人増）、旭川南・総合（三十六人減）、札幌旭丘・普通（六十六人減）となっている。

　今後の日程は、学力検査が三月三日、合格発表は三月十六日午前十時。

(道・道教委 2016-02-16付)