渡島局が頑張る児童生徒表彰式　５個人１団体たたえる　受賞機に一層の飛躍を期待

（道・道教委 2016-03-01付）

　【函館発】渡島教育局は、二十七年度管内頑張る児童生徒表彰式を執り行った。辻俊行局長が、二月二十二日に函館中部高校と函館工業高校、二十五日に大野農業高校を訪れ、受賞者一人ひとりに表彰状を手交。未来を担う子どもたちの功績をたたえるとともに、ますますの成長を願った。

　頑張る児童生徒の表彰制度は、管内教育の充実・発展を目的として、十九年度に創設したもの。北海道教育の日の協賛事業として行っており、本年度は昨年十一月に二十二個人四団体を表彰している。

　今回選出したのは、十一月以降の実績を対象とする追加分。個人表彰では、函館中部高校から四人、大野農業高校から一人を選び、団体表彰では、函館工業高校女子ハンドボール部を選出した。

　表彰状授与式は、二日に分けて関係各校で執り行った。函館中部高校では、第九回全国高校英語スピーチコンテストにおいて準優勝を飾った三年生の堂野前百合香さんら四人が出席。辻局長から表彰状を贈られ、喜びの表情を浮かべた。

　堂野前さんは、自らの進路について語ったコンテストの思い出にふれ、「当時の思いや考え方をうまく伝えられた」。辻局長から、間もなく迎える新生活での活躍も期待されると、「今回の受賞を励みに、努力を継続していきたい」と抱負を示した。

　千原治校長は「子どもたちの努力が形となって評価されるのは、とても励みになる」とした上で、「受賞を機に、さらなる飛躍を」を期待を寄せていた。

　受賞者はつぎのとおり。＝敬称略＝

▼個人表彰

▽堂野前百合香（函館中部高三年）＝第九回全国高校英語スピーチコンテスト北海道代表（全道大会準優勝）

▽滝沢歩美（函館中部高二年）＝第三十五回全国高校空手道選抜大会女子個人形の部北海道代表（全道大会第三位）

▽宮崎萌乃（函館中部高二年）＝第二十回全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト高校生部門北海道代表（全道大会金賞）

▽阿部奈緒（函館中部高一年）＝第二十四回全国高校文化連盟将棋新人大会女子の部北海道代表（全道大会準優勝）

▽佐々木和馬（大野農業高三年）＝第十一回全国高校合同チームラグビーフットボール大会北海道選抜選手

▼団体表彰

▽函館工業高女子ハンドボール部＝第三十九回全国高校ハンドボール選抜大会女子の部北海道代表（全道大会優勝）

この記事の他の写真

(道・道教委 2016-03-01付)