元気いっぱい！フォトコンテスト―道教委　小中１０校の取組、高く評価　〝一校一実践〟の成果普及へ

（道・道教委 2016-03-02付）

　道教委は、本年度初めて実施した、どさん子元気アップチャレンジ「一校一実践で元気いっぱい！フォトコンテスト」の入賞作品を決定した。小・中学校百二校の中から十校を選出。入賞校の写真をみると、雑巾がけリレーや長縄跳び集会など、いずれも楽しみながら運動している子どもたちの様子を映し出している。入賞作品は、体力向上の普及啓発資料などで活用していく方針。

　道教委では、二十三年度から児童生徒が運動に親しみ、楽しく運動する態度の育成や体力の向上を図るための運動機会を創出する「どさん子元気アップチャレンジ」を推進。児童生徒の短縄跳びなどのランキングをＷｅｂページに掲載するとともに、表彰状を授与している。

　本年度は、新たにフォトコンテストを行い、「どさん子元気アップチャレンジ」を広く普及することとした。

　小・中学生の縄跳びや持久走、スポーツレクなど、「一校一実践」の取組や各校の創意工夫ある体力づくりの取組において、運動・スポーツに楽しく取り組んでいる様子の写真を昨年十二月に募集したところ、小学校七十四校、中学校二十八校が応募。審査を経て、小学校九校、中学校一校の計十校が入賞した。

　各校には表彰状が贈られる。入賞作品は道教委のＷｅｂページで紹介するほか、体力向上の普及啓発資料などで活用していく。

　道教委では、「“一校一実践”の具体的な取組を見ることができた。写真を活用して、全道に特色ある取組を紹介する一つのツールとしたい」と述べている。

　受賞校および作品の概要はつぎのとおり。

▽松前町立大島小学校＝清掃活動や中休みに取り組んでいる「雑巾がけリレー」

▽留萌市立潮静小学校＝様々な用具でアスレチック広場を作成する「キラットアップ広場」

▽豊浦町立大岸小学校＝年間を通して実施する「とことんスポーツウィーク」のそりリレー

▽白老町立竹浦小学校＝学期末の清掃強調週間と連動した「雑巾がけ競争」（二年生）

▽帯広市立稲田小学校＝学校の玄関までのアスファルトに作成した「けんぱロード」

▽長沼町立長沼中央小学校＝全校が縦割り班で取り組む長縄跳び集会

▽幕別町立札内南小学校＝始業式や休み時間に取り組んでいる竹馬、長縄跳び、鉄棒遊び

▽長万部町立長万部小学校＝持久走記録会（三年生）

▽上士幌町立上士幌中学校＝冬季間取り組んでいるクロスカントリースキー（特別支援学級）

▽洞爺湖町立洞爺中学校＝夏の運動会と冬の学級対抗で取り組んでいる全校長縄跳び

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(道・道教委 2016-03-02付)