道教委・公立高入選再出願後の状況 全体平均倍率1.00倍 普通科5校など1.5倍超(道・道教委 2016-03-01付)
道教委は二月二十九日、二十八年度公立高校入学者選抜再出願後の出願状況(二月二十四日現在)を発表した。全日制・定時制を合わせた全体平均倍率は、出願変更後と同率の一・〇〇倍となった。
有朋を除く実募集人員は、全日制三万五百八十一人、定時制二千二十三人の計三万二千六百四人。
出願者数は、全日制三万一千六百三十一人、定時制八百六十六人の計三万二千四百九十七人。
全・定合わせた全体平均倍率は一・〇〇倍で、出願変更時と同率となった。
全日制の倍率も、同率の一・〇三倍。うち、総合学科は同率の〇・九七倍だが、普通科が一・〇四倍→一・〇五倍、専門学科が一・二九倍→一・四四倍、職業学科が〇・九八倍→〇・九七倍と変動した。一方、定時制の倍率は〇・四七倍→〇・四三倍となった。
全日制の推薦・連携型入選で内定しなかった生徒数は五百四十二人。再出願者数は五百三十五人で、うち、当初と同じ学科への出願者が四百六十九人、違う学科への出願者が六十六人。
定時制の推薦入選で内定しなかったのは百七十人。再出願者数は百五十二人で、当初と同じ学科への出願者が百五十人、違う学科への出願者が二人。
全日制で募集人員に満たなかった学校・学科数は、普通科が出願変更時より一校減の八十七校、専門学科が同数の一校一学科、職業学科が一校一学科減の四十七校七十四学科、総合学科が同数の九校。
倍率が一・五倍を超えた学校・学科は、普通科が札幌国際情報一・九倍、札幌旭丘一・七倍、東川一・七倍など五校。専門学科が札幌啓成・理数二・六倍、おといねっぷ美術工芸・工芸二・三倍など六校六学科。職業学科が旭川農業の生活科学五・五倍、農業科学四・〇倍、森林科学三・〇倍、岩見沢農業の食品科学と森林科学三・〇倍など十校二十七学科。総合学科が池田の一校。
再出願によって、出願変更後より倍率が〇・四ポイント以上高くなった学校・学科は、旭川農業の生活科学四・一ポイント増、農業科学二・八ポイント増など七校十七学科だった。
今後、三日に学力検査を行い、十六日午前十時に合格発表。第二次募集は、二十二日~二十三日午後四時三十分に願書受付、二十八日までに合格発表となっている。
(道・道教委 2016-03-01付)
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