ジュニアから一般へ―道民カレッジ　２８年度から学習単位移行　生涯学習センター運営協で報告

（道・道教委 2016-03-03付）

２８年度運営計画案なども協議

　道立生涯学習推進センター運営協議会は一日、札幌市内のかでる２・７で本年度第二回運営協議会を開いた＝写真＝。道民カレッジのジュニアカレッジ生（小中学生）から一般カレッジ生（高校生以上）への学習単位接続についての事務局報告を了承した。ジュニアコースで取得した学習単位の五割を、上限三十四単位で一般コースの学習単位に移行することによって、一般コースで学習し続けるよう、意欲の高揚を図る。二十八年度から実施する。

　委員十人が出席した運営協議会では、事務局が報告した、ジュニアカレッジ生から一般カレッジ生への学習単位接続方法を承認した。

　ジュニアカレッジ生がジュニアコースで学んで取得した学習単位を、一般コースの学習単位に移行し接続することで、学習意欲の高揚を図るもの。

　具体的には、ジュニアコースの取得総単位数の五割を、一般コースの称号取得のために移行する。移行の上限は三十四単位。

　ジュニアカレッジ生が一般カレッジ生になることによって、多世代が集う学習機会に参加し「学び」が広がることや、「いつでも・どこでも・誰でも」を理念とした生涯学習社会への広がりなどを期待している。

　啓発チラシやホームページ等で接続方法などを周知し、二十八年度から実施する。

　運営協議会では、このほか、サーバー更新に伴うセンターの新ホームページについても報告。また、二十七年度事業実施状況や二十八年度運営計画案について協議した。

(道・道教委 2016-03-03付)