北海学園大学が卒業式挙行　充実した４年間に感謝　決意胸に１７８４人巣立つ

（学校 2016-03-24付）

卒業生・修了生に学長・各学部長が卒業証書・学位記を手渡した

　学校法人北海学園が設置する北海学園大学（木村和範学長）は二十日、道立総合体育センター「北海きたえーる」で二十七年度卒業証書・学位記授与式を挙行した＝写真＝。学部卒業生、大学院生合わせて一千七百八十四人が、誇りと決意を胸に、母校を巣立った。

　本年度の卒業生・修了生は、学部卒業生が一千七百五十四人、大学院修了生が三十人。それぞれの代表に学長・各学部長が卒業証書・学位記を手渡した。

また、同大初のプロ野球選手となった川越誠司君らに表彰状を授与した。

　続いて木村学長が式辞。「本学は、単なる学識だけではなく、考える力や適切な判断力を体得することができるようにとの願いを込めて教育に当たった。本学における学びの歳月が皆さんにとって幸せをもたらすだけではなく、世のため人のためになる学びであってほしい」と、期待を述べた。

　在学生代表の祝辞に続き、人文学部英米文化学科の村上大貴君と経済学部二部地域経済学科の近藤瑠威斗君が答辞。

　村上君は「入学から四年、多くの人と出会い、課題に取り組み、無駄なことは何一つなかった。学んだこと、打ち込んだことをこれからの人生に生かしていきたい」、近藤君は「かけがえのない多くの友人とともに勉学・自由を謳歌した。きょうからは別の道を歩み始めるが、身に付けた知識や交友を生かし、開拓者精神を忘れずより良い人生を切り拓いていきたい」と、それぞれに深い感謝と力強い決意を述べた。

(学校 2016-03-24付)