札幌市立小学校２００校が一斉に卒業式　中学校進学へ意気込み新た　１万５４５０人巣立つ

（学校 2016-03-22付）

卒業証書を受け取り、将来の夢などを発表―山の手小

　札幌市立小学校二百校で十八日、一斉に卒業式が挙行された。児童は六年間の小学校生活を振り返るとともに、中学校への進学に向け、意気込みを新たにした。

　本年度は前年度より九十九人少ない一万五千四百五十人が卒業した。

　このうち、山の手小学校（北本義和校長）では、卒業生八十七人が式に臨んだ＝写真＝。児童は証書を受け取る際、将来の夢などを発表。「ニュースを正しく伝えるアナウンサーになりたい」「警察官になって安心して暮らせる町をつくる」「人々の気持ちを届ける郵便局員になりたい」などと述べていた。

　北本校長は「山の手小で得た経験や学んだことは将来への大きな力となる。支えてくれた人たちに感謝の気持ちをもち、自分の可能性を信じて、挑戦し続けてほしい」と呼びかけた。

　このあと、在校生によるお祝いの言葉、卒業生による喜びの言葉のほか、全校で合唱した。

(学校 2016-03-22付)