全日制12校で学級減 道立高校学則を一部改正―道教委(道・道教委 2016-04-15付)
道教委は、募集定員に対して一学級相当以上の欠員のある道立高校全日制課程十二校で学級減を行う。十三日の道教育委員会会議において、道立高校学則の一部を改正する教育委員会規則を決定した。
道立高校における生徒募集後の取扱いについて、道教委は「全日制課程について、第二次募集の合格発表後、一学級相当以上の欠員のある学校について、学級減を行う」「ただし、第一学年の原級留置者および転入学予定者を加えると一学級相当以上の欠員が生じない場合は、学級減を行わない」との方針を定めている。
この方針に基づき、一学級相当以上の欠員がある月形高校普通科など十二校十二学科について、それぞれ一学級減とした。全日制課程の九校は、いずれも第一学年の生徒定員を八十人から四十人とし、単位制全日制課程の三校もそれぞれ四十人の減とした。
学級減実施校はつぎのとおり(①現行の生徒定員②改正後の生徒定員)。
▼全日制課程(いずれも①八〇②四〇)
▽月形普通科
▽上磯普通科
▽松前普通科
▽上川普通科
▽湧別普通科
▽本別普通科
▽弟子屈普通科
▽白糠普通科
▽羅臼普通科
▼単位制全日制
▽砂川普通科(①四四〇②四〇〇)
▽余市紅志総合学科(①二四〇②二〇〇)
▽森総合学科(①三二〇②二八〇)
(道・道教委 2016-04-15付)
その他の記事( 道・道教委)
望ましいネット利用へ 道教委が事業報告書作成
道教委は、『望ましいインターネット利用に向けた環境醸成推進事業報告書』を作成した。文部科学省委託事業「中高生を中心とした生活習慣マネジメント・サポート事業」の一環。研究協力校の実践や生活習...(2016-04-18) 全て読む
がん教育のさらなる推進へ 実践事例まとめる―道教委
道教委は、『がんの教育に関する実践事例』をまとめた。文部科学省の委託を受けて二十六年度から進めている「がんの教育総合支援事業」の一環。がんの教育推進校である札幌市立東月寒中学校、天塩高校の...(2016-04-18) 全て読む
義務教育などとの連携を 道教委・北村学校教育局長あいさつ概要 全道代表高校長研
道教委主催の二十八年度第一回全道代表高校長研究協議会(十三日、道庁別館)における北村善春学校教育局長=写真=のあいさつ概要はつぎのとおり。 ◇ ◇ ...(2016-04-15) 全て読む
道教委が全道代表高校長研 確かな学力育成など要請 北村学校教育局長あいさつ
道教委は十三日、道庁別館で二十八年度第一回全道代表高校長研究協議会を開いた=写真=。北村善春学校教育局長が開会あいさつに立ち、「確かな学力の育成」「いじめや不登校への対応」を求めるとともに...(2016-04-15) 全て読む
執行方針に沿った経営を―辻局長説明 渡島局が管内公立学校長会議開く
【函館発】渡島教育局は十三日、渡島合同庁舎で二十八年度管内公立学校長会議を開催した。関係者百五十九人が出席。席上、辻俊行局長=写真=は「学校経営は、道や市町村の教育行政執行方針に沿って行っ...(2016-04-15) 全て読む
女性の活躍推進で道教委が特定事業主行動計画策定 管理職登用で数値目標 男性職員の育休取得率向上も
道教委は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく特定事業主行動計画」を策定した。本年度から三十二年度までの五ヵ年計画で、道教委職員と学校職員ごとに、数値目標と実現に向けた具...(2016-04-15) 全て読む
石狩管内28年度教育推進の重点 揺るぎない信念もって キーワードは「発信と信頼」
石狩教育局は十一日、道庁別館で二十八年度管内小・中学校長会議を開催した。馬橋功局長=写真=が本年度の管内教育推進の重点を説明。前年度の基本コンセプト「知識と教養を身に付け、心豊かでたくまし...(2016-04-14) 全て読む
心のバリアフリー推進事業で道教委がリーフレットを作成 障がい者スポーツ通した相互理解へ
道教委は、リーフレット『障がい者スポーツを通した相互理解』を作成した=写真=。文部科学省委託事業二十七年度「インクルーシブ教育システム構築モデル事業~学校における交流および共同学習を通じた...(2016-04-14) 全て読む
生涯学習推進状況の評価の在り方 評価踏まえ的確な取組を 審議のまとめを柴田教育長に手交―第12期道生涯学習審議会
第十二期道生涯学習審議会(谷川松芳会長)は十二日、「今後の本道における生涯学習推進状況の評価の在り方について(審議のまとめ)」を道教委の柴田達夫教育長に手交した=写真=。「審議のまとめ」で...(2016-04-14) 全て読む
学校職員評価制度で質疑応答集作成―道教委
道教委は、『学校職員人事評価制度にかかる〝質疑応答〟集』を作成した。 道立学校用と市町村立学校用の二種類を作成。前者は「制度の目的および実施方法」など七項目で七十の設問からなる。「自己...(2016-04-14) 全て読む