道教委が全道代表高校長研 確かな学力育成など要請 北村学校教育局長あいさつ(道・道教委 2016-04-15付)
いじめや不登校への対応なども求めた
道教委は十三日、道庁別館で二十八年度第一回全道代表高校長研究協議会を開いた=写真=。北村善春学校教育局長が開会あいさつに立ち、「確かな学力の育成」「いじめや不登校への対応」を求めるとともに、それらの課題解決のため、「義務教育、高等教育、企業等との密接な連携」を進めるよう呼びかけた。=北村局長のあいさつ概要は別記事=
同研究協議会は、本道の高校教育にかかわる教育行政上の課題等について研究協議を行い、本道の高校教育における学校運営全般の改善・充実に資するために開催。道高校長協会の本部役員・部会長と各教育局管内の代表高校長合わせて三十二人が参加した。
開会あいさつに立った北村局長は「確かな学力の育成」について、「子どもたちが変化の激しい社会を生きていくためには、基礎的・基本的な知識・技能と、それらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等に加え、主体的に学びに向かう力を育んでいくことが重要」と指摘した。
道教委が取り組む「高校学力向上実践事業」を活用し、「これからの時代に求められる生徒の資質・能力の育成や教員の教科指導力の向上に努めていただきたい」と求めた。
「いじめや不登校への対応」については、いじめ根絶に向けたメッセージの周知や、「教育カウンセリング活用事業」「子ども相談支援センター」の活用を要請。「教育活動全体を通じて、生徒の自己存在感や自己有用感を高める取組、教育相談体制の充実等に努めていただきたい」と述べた。
また、それらの課題解決のため、「義務教育、高等教育、企業等との連携の中で、情報収集と情報提供を行うとともに、その結果を踏まえて丁寧に対応し、生徒の姿として具体的にみえる教育成果が求められている」と指摘。校長の創意工夫ある学校経営の実現に期待を寄せた。
そのあと、各課等の担当職員が所管事項について説明した。
(道・道教委 2016-04-15付)
その他の記事( 道・道教委)
十勝管内28年度教育推進の重点 スピード感もった取組を 自校の課題、大局的に見極めて
【帯広発】十勝教育局は十三日、幕別町内十勝教育研修センターで二十八年度小・中学校長会議を開催した。竹林亨局長=写真=が本年度における管内教育推進の重点を説明。「確かな学力、豊かな心、健やか...(2016-04-18) 全て読む
道教委が第5次道教職員等生涯生活設計推進計画 新たにストレスチェック データ活用し健康管理推進
道教委は、「第五次道教職員等生涯生活設計推進計画」を策定した。本年度から二ヵ年計画で推進するもので、基本理念「豊かに健康で実りのある人生を送るために」のもと、「生涯生活設計実現への支援」な...(2016-04-18) 全て読む
望ましいネット利用へ 道教委が事業報告書作成
道教委は、『望ましいインターネット利用に向けた環境醸成推進事業報告書』を作成した。文部科学省委託事業「中高生を中心とした生活習慣マネジメント・サポート事業」の一環。研究協力校の実践や生活習...(2016-04-18) 全て読む
がん教育のさらなる推進へ 実践事例まとめる―道教委
道教委は、『がんの教育に関する実践事例』をまとめた。文部科学省の委託を受けて二十六年度から進めている「がんの教育総合支援事業」の一環。がんの教育推進校である札幌市立東月寒中学校、天塩高校の...(2016-04-18) 全て読む
義務教育などとの連携を 道教委・北村学校教育局長あいさつ概要 全道代表高校長研
道教委主催の二十八年度第一回全道代表高校長研究協議会(十三日、道庁別館)における北村善春学校教育局長=写真=のあいさつ概要はつぎのとおり。 ◇ ◇ ...(2016-04-15) 全て読む
執行方針に沿った経営を―辻局長説明 渡島局が管内公立学校長会議開く
【函館発】渡島教育局は十三日、渡島合同庁舎で二十八年度管内公立学校長会議を開催した。関係者百五十九人が出席。席上、辻俊行局長=写真=は「学校経営は、道や市町村の教育行政執行方針に沿って行っ...(2016-04-15) 全て読む
全日制12校で学級減 道立高校学則を一部改正―道教委
道教委は、募集定員に対して一学級相当以上の欠員のある道立高校全日制課程十二校で学級減を行う。十三日の道教育委員会会議において、道立高校学則の一部を改正する教育委員会規則を決定した。 道...(2016-04-15) 全て読む
女性の活躍推進で道教委が特定事業主行動計画策定 管理職登用で数値目標 男性職員の育休取得率向上も
道教委は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく特定事業主行動計画」を策定した。本年度から三十二年度までの五ヵ年計画で、道教委職員と学校職員ごとに、数値目標と実現に向けた具...(2016-04-15) 全て読む
石狩管内28年度教育推進の重点 揺るぎない信念もって キーワードは「発信と信頼」
石狩教育局は十一日、道庁別館で二十八年度管内小・中学校長会議を開催した。馬橋功局長=写真=が本年度の管内教育推進の重点を説明。前年度の基本コンセプト「知識と教養を身に付け、心豊かでたくまし...(2016-04-14) 全て読む
心のバリアフリー推進事業で道教委がリーフレットを作成 障がい者スポーツ通した相互理解へ
道教委は、リーフレット『障がい者スポーツを通した相互理解』を作成した=写真=。文部科学省委託事業二十七年度「インクルーシブ教育システム構築モデル事業~学校における交流および共同学習を通じた...(2016-04-14) 全て読む