十勝管内28年度教育推進の重点 スピード感もった取組を 自校の課題、大局的に見極めて
(道・道教委 2016-04-18付)

十勝管内教育推進の重点
28年度十勝管内教育推進の重点(画像をクリックすると拡大表示されます)

 【帯広発】十勝教育局は十三日、幕別町内十勝教育研修センターで二十八年度小・中学校長会議を開催した。竹林亨局長=写真=が本年度における管内教育推進の重点を説明。「確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和のとれた育成」と「家庭や地域の協力を得た十勝らしい教育の充実」を大きな柱に掲げ、「学力の向上」「豊かな心と健やかな体の育成」「信頼される学校づくり」「十勝らしい一人ひとりの学びの実現」の四点を推進の重点に設定。これに沿った教育活動の展開を要請するとともに、校長や各市町村教委との連携を密にして教育施策を推進していく方針を示した=表参照=。

 二十八年度管内教育推進の重点はつぎのとおり。

【国・道の教育施策の動向】

 本道においては、人口の減少が全国を上回るペースで進行しており、少子高齢化に加え、グローバル化の進展や情報通信技術の発達などによる社会の変化への対応など、多くの課題に直面している。

 こうした課題の解決に当たっては、ふるさとに誇りをもち、地域の発展に主体的に貢献できる人材を育成することが教育に求められている。

 このような中、国においては、次期学習指導要領の改訂に向けた動きが具体化している。

 その中で、学校教育の核となる教育課程においては、教育が普遍的に目指す根幹を堅持しつつ、社会とのつながりを大切にする「社会に開かれた教育課程」の実現が期待されている。

 「自立」と「共生」という北海道教育の理念を踏まえた「北海道教育推進計画」も、成果の検証の時期となる最後の二年となったところである。

 教育局としては、国や道の動向を踏まえながら、今後も管内教育推進の二つの基本的な考え方である「確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和のとれた育成」「家庭や地域の協力を得た十勝らしい教育の充実」を大きな柱として、各市町村教委ならびに校長との連携を一層深め、教育施策を推進していく。

【管内教育推進の重点】

▼学力の向上

 公教育を担う学校には、児童生徒に、社会で生きる力の中核をなす「確かな学力」を確実に身に付けさせるなど、全国同一水準の教育の質を保証する責任が求められている。

 管内においては、「二十七年度全国学力・学習状況調査」の結果、小学校は、依然として全国平均との差はあるものの、国語Bにおいて、昨年度より改善がみられたり、中学校は全教科で全国平均とほぼ同様以上の状況となったりするなど、これまでの各学校の取組の成果が着実に表れてきている。

 「学力の向上」について、学校全体で引き続き、教育の質を保証するために、本年度、特に、取り組んでいただきたいことを三点申し上げる。

 一点目は、「検証改善サイクルに基づく授業改善」である。

 昨年度は、管内すべての学校において、「全国学力・学習状況調査」の全校体制による分析や、チャレンジテストを活用した児童生徒のつまずきを見逃さない指導の徹底、望ましい生活リズムの改善などに取り組んでいただいたが、今後、一層の充実を図るためには、検証改善サイクルに基づいた授業改善の取組を組織的に行う必要がある。

 そのため、校長には、「全国学力・学習状況調査」の分析結果を活用した組織的な学力向上の取組に努めていただくとともに、個に応じた指導の徹底、授業評価を活用した授業改善、家庭と連携した学習習慣の確立などに引き続き取り組むよう求める。

 二点目は、「言語活動の充実による思考力、判断力、表現力等の育成」についてである。

 このことについては、現在行われている次期学習指導要領の改訂においても、学びの量とともに、学びの質や深まりに焦点を当てた、いわゆるアクティブ・ラーニングについての検討がなされているところであり、今後も、児童生徒が主体的・協働的に課題を解決する学習活動の充実を図る必要がある。

 そのため、校長には、問題解決的な学習や協働的な学びを一層推進するとともに、ICT機器を活用した指導方法の工夫・改善などに引き続き取り組むよう求める。

 三点目は、「学びの連続性を踏まえた校種間の円滑な接続」について。

 各学校においては、これまでも、学びの連続性を大切にし、児童生徒の交流や教員相互の授業交流、出前授業の実施などに取り組んでもらっている。

 これからの時代に求められる資質や能力を児童生徒に育むためには、学校段階ごとの特徴を踏まえつつ、「義務教育を終える時に身に付けておくべき力は何か」、「十八歳の段階で身に付けておくべき力は何か」をそれぞれの学校段階に留まらず共有していく必要がある。

 そのため、校長には、異校種間で連携・一貫した指導計画の作成や指導方法の交流、合同研修会の開催などに引き続き取り組むよう求める。

 教育局としては、学力の向上に向けて、「ほっかいどう学力向上セミナー」を開催するとともに、「学校力向上に関する総合実践事業」や「授業改善推進チーム活用事業」「小中連携・一貫教育推進事業」など、指定事業の成果の普及に努めるなどして、各学校の取組を支援していく。

▼豊かな心と健やかな体の育成

 児童生徒が、社会の一員として、より良く生きていくためには、確かな学力を身に付けさせることはもとより、規範意識や社会性、思いやりの心とともに、生きる力の重要な源である健やかな体を育成することが求められている。

 管内においては、道徳教育に対する教職員の意識が高まり、「道徳の時間」の授業改善が進められている。

 また、「二十七年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果から、管内の児童生徒は、全道平均以上の体力や運動能力が育成されているものの、全国平均と比較すると、依然として課題がみられる。

 このようなことから、「豊かな心と健やかな体の育成」について、児童生徒の豊かな人間性と社会性を育み、健康でたくましい体をつくるために、本年度、特に、取り組んでいただきたいことを三点申し上げる。

 一点目は、「家庭・地域と一体となった道徳教育の充実」。

 昨年度、各学校においては、道徳教育推進教師を中心とする校内体制の充実が図られ、多くの教育実践が蓄積された。

 しかし、道徳教育を充実し、児童生徒に豊かな心を育成するためには、「道徳の時間」における指導方法の工夫や、家庭や地域との懸け橋となる『私たちの道徳』の活用など、学校、家庭、地域が一体となった取組を一層推進する必要がある。

 そのため、校長先生方には、三十年度・三十一年度の「特別の教科 道徳」の実施に向けた全校的な取組を推進するとともに、道徳の時間の保護者・地域への公開や参加を推進するよう求める。

 また、道教委作成の指導資料『道徳教育に関する校内研修の手引』、および十勝教育局作成の指導資料『道徳科の実施に向けて』を四月に各学校へ送付しているので、校内研修等での活用をお願いする。

 二点目は、「いじめや不登校の未然防止、早期発見・早期解消」について。

 昨年度、各学校においては、「いじめ防止基本方針」に基づく計画的・組織的な取組を通して、いじめの未然防止等に努めていただいたところである。

 一方では、依然としていじめを受けて苦しんだり、悩んだりしている児童生徒や情報通信機器の普及によるネットトラブルやネットいじめなども課題として指摘されている。

 児童生徒にとって、学校は、何よりも自分の個性を発揮し、安心できる場でなければならない。

 そのため、校長には、「いじめ未然防止モデルプログラム」を活用し、望ましい人間関係を醸成する学校経営・学級経営に努めていただくとともに、学校の「いじめ防止基本方針」に基づく家庭・学校・地域が一体となった組織的な取組や、ネットトラブルから児童生徒を守るための情報モラル教育の一層の充実を求める。

 また、道教委では、新学期を迎えた四月に、北海道知事と連名で、いじめ根絶に向けたメッセージを全道の子どもたちや保護者、地域の皆さん、教育関係者に発している。

 各学校においては、その意を用いていただくよう求める。

 教育局としては、豊かな心の育成に向けて、「道徳教育推進教師研修」の充実を図るとともに、「北海道道徳教育推進校事業」への支援と成果の普及に努めていく。

 また、「北海道いじめの防止等に関する条例」や「北海道いじめ防止基本方針」を踏まえた市町村の取組への支援や、「管内地域いじめ問題対策等連絡協議会」や「管内生徒指導研究協議会」の内容の充実を図り、各市町村教委および各学校の取組を支援していく。

 三点目は、「心身の健やかな成長を促す教育の充実」について。

 昨年度、各学校においては、「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の数値目標実現に向けた実効性のある取組や新体力テストの継続的な実施、フッ化物洗口の実施に向けた具体的な取組に努めていただいたところである。

 児童生徒が生涯を通じて健康な生活を送るためには、体力の向上と健康教育の充実を図ることが大切であり、全学年全種目による新体力テストの実施と経年比較による成長の把握、全小学校でのフッ化物洗口の実施などについては、依然として課題がみられる。

 そのため、校長には、すべての学年で新体力テストを実施し、児童生徒の体力の状況を把握するとともに、組織的な体力向上の取組に努めるよう求める。

 また、児童生徒の歯や口腔の健康を守るため、フッ化物洗口の実施に向けた体制整備を引き続き求める。

 教育局としては、健やかな体の育成に向けて「体力向上先導的総合実践事業」や「体力向上パートナーシップ形成事業」など、指定事業の取組の成果の普及に努めるなどして、各学校の取組を支援していく。

 また、関係機関と連携し、新たにフッ化物洗口を実施する市町村および学校の取組を引き続き支援していく。

▼信頼される学校づくり

 学校が保護者や地域社会から信頼されるためには、教育の質を保証することが重要であるが、学校が信頼感を高めていくためには、何よりも教職員への信頼が基盤となることから、教職員には、教育公務員としての高い意識が求められている。

 「信頼される学校づくり」について、本年度、特に、取り組んでいただきたいことを四点申し上げる。

 一点目は、「学校運営の組織的・継続的な改善を図る学校評価の工夫」である。

 昨年度、各学校においては、学校評価をマネジメントサイクルに位置付けた学校改善を推進していただいたところである。

 学校が家庭や地域社会の付託に応えるためには、短いスパンで学校評価を実施するなどして、学校運営を不断に見直し、学校改善を図っていくことや、学校評価の結果を分かりやすく保護者や地域社会へ説明する必要がある。

 そのため、校長には、マネジメントサイクルに基づく複数回の学校評価の実施と公表の工夫に取り組むよう求める。

 二点目は、「服務規律の保持・徹底」について。

 教職員の服務規律の保持については、これまでも機会あるごとに、指導をしていただいているが、児童生徒の手本となるべき教職員の不祥事は、児童生徒はもとより、保護者、地域の方々からの信頼を一瞬にして失うものであり、学校が信頼を回復するためには、多くの時間と労力が必要となる。

 そのため、校長には、すべての学校で不祥事防止にかかる職場研修を実施するとともに、教職員が主体となる不祥事未然防止の取組をより一層推進するよう求める。

 三点目は、「都市部と郡部間の人事異動の促進」について。

 人事異動によって、都市部と郡部での経験を積み重ね、それぞれの地域における教育実践は、教師の資質を高めるものであり、結果として、管内全体の教師力向上に直結するものである。

 そのため、校長には、教師一人ひとりのライフステージを見据え、「教職員人事異動実施要項」に基づく人事交流の取組を引き続き、推進するよう求める。

 四点目は、「人材育成を進める取組の充実」について。

 信頼される学校づくりに向けては、教職員一人ひとりの果たす役割が大きいことから、資質や能力の向上に向けた継続的な取組が必要である。

 また、今後の十勝教育の発展を考える上で、将来、学校経営に携わる有為な人材を育成することは大きな課題である。

 そのため、校長先生方には、中堅教員に学校運営の中核的な役割を担わせることや、各種研修会へ積極的に派遣することなど、スクールリーダーの輩出や校内体制を強化する取組を、これまで以上に推進するよう求める。

 教育局としては、義務教育指導監の学校経営指導訪問を通して、各学校のマネジメント機能を強化する取組を支援するとともに、引き続き「コンプライアンス確立会議」を開催するなど、不祥事の未然防止に危機感をもって取り組んでいく。

 また、人事異動について、「実施要項」に基づき、都市部と郡部間のさらなる異動促進、年齢構成の適正化を図るとともに、教職員の資質能力向上を図る取組をより強化し、人材育成に努めるなど、校長と連携しながら、組織的・計画的な取組を進めていく。

▼十勝らしい一人ひとりの学びの実現

 児童生徒一人ひとりの健やかな成長を促すためには、十勝らしい学びを地域総ぐるみで実現することが求められている。

 「十勝らしい一人ひとりの学びの実現」について、本年度、特に、取り組んでいただきたいことを三点申し上げる。

 一点目は、「新しい時代を切り拓く力を身に付けさせる」。このことについて、二項目、申し上げる。

 はじめに、「今日的な教育課題に対応する取組の充実」について。

 各学校においては、これまでも、児童生徒が社会的・職業的自立に必要な態度や能力を身に付け、人生を切り拓いていくことができるよう系統性のあるキャリア教育を推進するとともに、ふるさと教育の充実に取り組んでいただいているところである。

 情報化やグローバル化の進展、科学技術の進歩により、将来の変化を予測することが困難な時代にあって、児童生徒が将来自立して生きていくことができるようにするためには、生まれ育った地域への理解を深め、ふるさとへの愛情や誇りを育むとともに、時代を見据え、新しい時代に必要な資質や能力を身に付けさせる必要がある。

 校長には、本年度も引き続き、一人ひとりの社会的・職業的自立に向けたキャリア教育の充実と地域と連携したふるさと教育の推進に取り組むよう求める。

 教育局としては、管内キャリア教育推進協議会が主催する「未来創造授業」を引き続き実施するとともに、「道ふるさと教育・観光教育推進事業」や「小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業」など、指定事業の成果の普及に努めるなどして、各学校の取組を支援していく。

 つぎに、「子どものニーズに応じた特別支援教育の推進」について。

 各学校においては、これまでも、関係機関と連携を図り、個々の児童生徒の困り感に寄り添ったきめ細かな指導や支援に取り組んでいただいているところである。

 ことし四月の「障害者差別解消法」の施行に伴い、障がいのある子ども一人ひとりが安心して学校生活を送り、可能性を最大限伸ばしていくことができるよう、指導や支援の充実を図ることがますます大切になっており、今後は、子どものニーズに応じた早期からの相談・支援の体制整備が一層必要である。

 そのため、校長には、「個別の指導計画」および「個別の教育支援計画」を活用した一貫した支援を行うとともに、「校内研修プログラム」や実践事例集を活用した取組を推進し、教職員の指導力の向上を図るよう求める。

 教育局としては、市町村教委および関係機関と連携し、乳幼児健診や就学時健診のときなどに、保護者へ情報提供するなど、早期からの相談・支援の取組を推進するとともに、特別支援教育にかかる相談体制の充実や各種研修会の充実、「管内特別支援連携協議会」の成果の普及に努めるなどして、各学校の取組を支援していく。

 二点目は、「家庭や地域の教育力を一層高める」。

 児童生徒の健やかな成長を支えるためには、学校、家庭、地域が連携し、地域ぐるみで児童生徒を守り育てることが重要であり、地域住民が学校の教育活動の支援や学校運営に参画できる体制づくりを進めるとともに、家庭や地域の教育力を高めることが求められている。

 はじめに、「〝十勝教育の日〟の趣旨を生かした取組の充実」について。

 管内においては、これまでも、学校、家庭、地域、そして行政が協働し、「未来をつくる人づくり」の取組を推進していただいているところであり、本年度も引き続き、コミュニティ・スクールや土曜授業、土曜学習など地域ぐるみによる教育支援体制づくりとともに、地方創生の観点から学校を核とした地域づくりを推進するよう求める。

 つぎに、「家庭の教育力の向上」について。

 このことについては、これまでも保護者が子育てについて一緒に考える「学びカフェ」の取組を推進いただいているところであり、本年度も引き続き、保護者が家庭教育や子育てについて学んだり、相談できる機会や場の拡充とともに、学校と家庭が連携して望ましい生活習慣の定着を図る取組を推進するよう求める。

 教育局としては、「管内コミュニティ・スクール研修会」を開催するなどして、取組の成果の普及に取り組んでいく。

 また、「どさんこアウトメディアプロジェクト」など、ネット利用も含めた望ましい生活習慣の定着に向けた取組を推進していく。

 三点目は、「十勝のよさを取り入れた生涯学習活動を推進する」である。

 すべての地域住民が生涯を通じて健やかに充実した生活を送ることができるようにするためには、十勝らしい、特色ある生涯学習活動を推進することが求められている。

 そのためには、地域住民が自由に学習機会を選択し、豊かに学び、文化やスポーツに親しみ、かつ、学んだ成果を地域に生かすことができる仕組みを構築することや、心の豊かさをもたらす潤いのある地域をつくるために、地域の特性を生かした社会教育を推進することが大切である。

 教育局としては、多様な学習機会の提供と「学び」を実践につなげる仕組みづくりを推進するとともに、学習の成果の活用を促進するための環境の整備に取り組んでいく。

【むすびに】

 私たち教育に携わるものは、未来を担う子どもたちが、自らの個性を伸ばし、自らの力で明るい未来を切り拓いていく勇気と希望を手に入れることができるよう、「十勝はひとつ 子どもたちのために」との思いを胸に、全力で取り組んでいくことが大切であると考える。

 一校を預かる校長においては、大局から自校の教育課題を見極め、その改善のために、強い意志と覚悟をもって、スピード感のある具体的な取組を組織的に推進するようお願い申し上げる。

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十勝管内教育推進の重点竹林局長
説明する竹林局長

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