教育推進の方向性確認　管内小・中学校教頭等会議　後志局

（道・道教委 2016-04-19付）

当面する課題や方策について理解を深めた

　 【倶知安発】後志教育局は十二日、後志合同庁舎で本年度後志管内公立小・中学校教頭等会議を開いた＝写真＝。宇美敏宏次長が管内教育推進の基本的な考え方、小・中学校教育の当面する課題や方策について説明した。

　開会式で、あいさつに立った武田信吾局長は「学校運営の要としてリーダーシップを発揮し、ミドルリーダーとも連携を取りながら、すべての教職員の経営参画意識を一層高めるなど、組織的な学校運営を行うための体制整備に期待する」と述べた。

続けて、来賓の後志町村教委協議会教育長部会の成田昭彦部会長が登壇。「教頭職に求められることは、教育課程の編成・実施をはじめ、学力向上に向けた取組、ミドルリーダーの育成など多岐にわたっている。これらの課題を真摯に受け止め、校長の学校運営方針のもとに、運営・改善していかなくてはならない」とした上で、「多忙な仕事に追われ、自分自身の時間もなかなか取れないことと思うが、リラックスできる時間を見つける余裕をもって学校運営に当たってほしい」と激励した。

　このあと、会議に入り、宇美次長が「社会で活きる実践的な力の育成」「豊かな心と健やかな体の育成」「信頼される学校づくりの推進」「地域全体で子どもたちを守り育てる体制づくりの推進」「北海道らしい生涯学習社会の実現」の五点を柱とする本年度後志管内教育推進の重点について説明した。

　また、教育局所管事項について各課、各指導班担当者が資料をもとに説明した。

(道・道教委 2016-04-19付)