2定札幌市議会代表質問(28年5月26日) 外部人材の参画を促進 学校課題への対応で教育長(市町村 2016-05-30付)
札幌市議会第二回定例会代表質問が二十六日、本会議場で開かれた。小口智久議員(公明党)と池田由美議員(日本共産党)が登壇し、「学校における課題への対応力向上」「子どもの貧困問題」などについて質疑。板垣昭彦副市長や長岡豊彦教育長が答弁した。
札幌市では、子どもの抱える心の問題等について教員がスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどと連携しながらきめ細やかに対応している。
子どもを取り巻く環境が一層複雑化・深刻化する中で、専門性を有する多様な人材が学校組織で連携を深めていくことが重要であることから長岡教育長は「様々な人材が教職員とともに学校運営に参画し、専門性が発揮できるような仕組みづくりに取り組む」と話した。小口議員の質問に対する答弁。
一人ひとりの子どもと向き合い、適切に対応するため「チーム学校」を実現し、教育力を高めていくことが求められている中で、札幌市では管理職や教職員向けの研修を実施。長岡教育長は引き続き研修の充実を図っていく方針を示した。小口議員の質問に対する答弁。
札幌市は、児童養護施設等入所児童への大学進学等奨励給付事業や、生活保護受給世帯等の中学生に対する札幌まなびのサポート事業の拡充など、貧困への対策を実施。板垣副市長は「今後も貧困の連鎖を防ぐためにも、様々な施策の推進に向け、全庁を挙げて取り組む」と述べた。池田議員の質問に対する答弁。
(市町村 2016-05-30付)
その他の記事( 市町村)
小・中学校改築の交付金追加採択―札幌市教委 6月上旬にも工事着手 中央中・本通小・中の島小
札幌市教委は小・中学校の改築工事で交付金が追加採択されたことを踏まえ、保留・中止していた改築工事を再開することとした。対象は中央中学校、本通小学校、中の島小学校の三校。議会承認後に本契約を...(2016-06-01) 全て読む
学校給食フードリサイクル連絡会議―札幌市教委 食育、環境教育の充実を 秋に堆肥活用校交流会実施
札幌市教委は五月二十五日、市教委会議室で二十八年度第一回「さっぽろ学校給食フードリサイクル」連絡会議を開催した=写真=。十月または十一月にフードリサイクル堆肥活用校交流会を開催するなど二十...(2016-06-01) 全て読む
釧路市教委の研究指定校決定 本年度は8校で研究推進 継続校は11月に公開研開催
【釧路発】釧路市教委の二十八年度の研究指定校が決定した。新たに清明小学校、鶴野小学校、芦野小学校、音別小学校が加わり、八校で研究を推進。昨年度からの継続研究指定校等では十一月に公開研究会の...(2016-06-01) 全て読む
札幌市教委ALT確保の民間委託業者決定 6月中旬に説明会実施 7月配置へスケジュールなど
札幌市教委は、ALT配置にかかる民間委託業者を㈱インタラック北日本札幌支店に決定した。六月中旬には配置スケジュールなど説明会を実施する予定。七月からのALT配置に向けて準備を進めている。 ...(2016-05-31) 全て読む
全小・中でCSスタート 地域生かした学校づくり本格化―占冠村
【旭川発】占冠村は、五月から村内全小・中学校三校(うち一校は小中併置校)で、文部科学省のコミュニティ・スクール制度(=CS制度)をスタートさせた。上川管内の市町村で、全校導入したのは占冠村...(2016-05-30) 全て読む
実践的指導力の向上図る 初任研2年次「共通研修」―札幌市教委
札幌市教委は二十日、市内ちえりあで二十八年度初任段階研修二年次「共通研修」一日目を開催した=写真=。約二百人が参加。学習指導や学級経営について講義・演習を行うなど、実践的指導力の向上を図っ...(2016-05-30) 全て読む
地域学校協働本部体制構築で東川町教委 本年度後半にも移行 退職校長をコーディネーターに起用
【旭川発】東川町教委は本年度後半にも、学校支援地域本部等の子ども支援活動を集約した「地域学校協働本部」体制への移行を目指している。中央教育審議会が昨年末に示した答申を受け、地域力を生かした...(2016-05-27) 全て読む
札幌市議会代表質問(28年5月25日) 入選基本方針を6月決定 札幌開成中等教育学校で教育長
札幌市議会第二回定例会代表質問が二十五日、本会議場で開かれた。村山拓司議員(自民党)が登壇し、「市立札幌開成中等教育学校の入学者選考方法」「小中学校の改築事業」などについて質疑。秋元克広市...(2016-05-27) 全て読む
小中一貫教育等30年度導入へ幕別町教委 本年度から調査研究着手 全中学校区での設置目指す
【帯広発】幕別町教委は本年度、義務教育九年間を見据えた仕組みづくりに向けた調査・研究に着手する。今後の活動としては、教委、校長、教頭、教諭などで構成する「町推進委員会」を、早ければ七月下旬...(2016-05-26) 全て読む
岩見沢市教育支援センター27年度相談件数 前年度比7倍増の424件 発達障がいが半数占める
【岩見沢発】岩見沢市教委は、二十七年度に教育支援センターに寄せられた相談件数をまとめた。二十六年度と比べ三百六十三件増の四百二十四件と大きく増加。内訳は発達障がいが二百十六件、不登校が百五...(2016-05-25) 全て読む