【解説】32~35年度高校配置の見通し
(解説 2016-06-08付)

 道教委が発表した公立高校配置計画案では、三十二~三十五年度における各学区の見通しも示した。

 空知南学区では、二~三学級相当の調整が必要とし、岩見沢市内・岩見沢市周辺市町における再編整備を含めた定員調整を提示。空知北学区は、三~四学級相当を示し、滝川市内・深川市内における再編を含めた定員調整の検討が必要とした。

 石狩学区では、十三~十四学級相当の調整が必要と指摘。札幌市内における生徒急増期の新設高校を中心とした再編を含めた定員調整検討の必要性を示した。

 後志学区で示した調整数は三~四学級相当。小樽市内・小樽市周辺町の定員調整を挙げた。

 胆振西学区は、三~四学級相当の調整が必要とし、室蘭市内・登別市内における定員調整、伊達市内における再編を含めた定員調整を提示。胆振東学区は、一~二学級相当の調整を挙げ、苫小牧市内・苫小牧市周辺町における再編整備を含めた定員調整の検討が必要とした。

 渡島学区においては、七~八学級相当の調整数を挙げ、函館市内における定員調整、北斗市内における再編の検討を提示。

 上川南学区は、六~七学級相当の調整を挙げ、旭川市内・旭川市周辺町・富良野市周辺町における学校・学科配置の在り方を含む再編整備や定員調整の検討が必要とした。上川北学区はゼロ~一学級の調整を示し、名寄市内での早急な定員調整を検討する必要性を挙げた。

 オホーツク中学区は二~三学級相当、十勝学区は三~四学級相当、釧路学区は、四~五学級相当の調整の必要性を挙げ、それぞれ北見市内・北見市周辺町、帯広市内、釧路市内・釧路市周辺町の学校・学科配置の在り方を含む再編整備・定員調整を提示した。

(解説 2016-06-08付)

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