【解説】センター試験は1月14、15日(解説 2016-06-10付)
大学入試センターは三日、二十九年度大学入学者選抜大学入試センター試験の実施要項を発表した。受験案内の配布は九月一日、出願期間は九月二十七日から十月七日、試験は来年一月十四日、十五日に実施。今回から、すべての教科・科目が、二十五年度から完全実施された新学習指導要領に沿って出題される。
出願の具体的手続き等、大学入試センター試験の実施に関する詳細な内容を記載した受験案内は、九月一日から配布する。
出願期間は九月二十七日から十月七日で、出願を受理した入学志願者に対し、十月下旬までに確認はがきを送付。受験票と志願する各大学に提出するための大学入試センター試験成績請求票は十二月中旬までに送付する。
試験の出題は、二十五年度から実施の新学習指導要領に準拠して行うこととし、旧教育課程履修者に対する経過措置は講じない。
試験は、二十九年一月十四日、十五日に実施。初日が地理歴史公民と国語、外国語、二日目が理科①、数学①、数学②、理科②の順で行われる。疾病や負傷などやむを得ない事情で受験できなかった志願者を対象とする追試験は一月二十一日と二十二日に実施。雪や地震による災害などで、期日に実施できなかった志願者を対象とした再試験も一月二十一日と二十二日に実施する。
検定料は三教科以上が一万八千円、二教科以下が一万二千円。払込期間は九月一日~十月七日。
同一教科の科目間で、平均点に二十点以上の差が生じた場合、得点調整を行う。受験者数が一万人未満の科目は対象とならない。得点調整の実施の有無は一月二十日に発表予定。
受験者数、平均点、最高点、最低点、標準偏差などの中間発表は一月十八日、最終発表は二月二日を予定している。
(解説 2016-06-10付)
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