オホーツク局の初任研スタート 106人が能力向上へ研鑚(道・道教委 2016-06-09付)
教科等指導力など基礎能力を育成
【網走発】オホーツク教育局の二十八年度初任段階教員研修が五月三十日、三日間の一般研修前期を皮切りに始まった。管内の対象者百六人は今後五年間、職務遂行に必要な実践的な内容について研修を行い、教科等指導力などの基礎能力を育成するとともに、強い使命感をもって学びを継続する意欲や習慣を育む。
管内の本年度の受講対象者は、小学校三十八人、中学校十七人、高校二十二人、特別支援学校二十九人の計百六人。管外からも五人が参加した。
初日のオリエンテーションでは、道立教育研究所の企画・研修部の米津洋伸主事が研修の全体像や目的などを説明。続いて、「となりのとなり」と題したアイスブレイクを行った。
このあと、同研究所の中澤美明企画・研修部長が「学校教育の現状」について説明。本道の児童生徒の課題のほか、今後求められる学校の姿を紹介し、「地元を知り地元を好きになって、地元を活気づける教員になってほしい」と期待を寄せた。
このほか、初日は組織の一員としての資質・能力、接遇、保護者との連携などについて学んだ。二日目は、生徒指導の在り方、授業実践に関する基礎技術などを協議。三日目は、特別支援教育、学習指導案等、授業改善、教職員の服務などを演習を通して学んだ。
(道・道教委 2016-06-09付)
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