課題解決へ認識共有　留萌地域いじめ問題等対策連絡協議会

（道・道教委 2016-06-10付）

留萌管内の教育関係者が一堂に会し協議

　【留萌発】二十八年度第一回留萌地域いじめ問題等対策連絡協議会が一日、留萌合同庁舎で開催された＝写真＝。管内の教育関係者らが集まり、本年度の取組の重点である子どもの自己有用感を高める取組や、ネットトラブルを未然に防ぐ取組などについて協議。いじめ問題など、生徒指導上の諸問題の解決に向け認識を共有した。

　この日は、管内市町村教委、管内幼稚園長会、管内小中学校長会、道高校長協会道北支部留萌ブロック、道高校ＰＴＡ連合会留萌支部、留萌警察署、旭川地方法務局留萌支局など関係機関から二十二人、留萌教育局から十二人が出席した。

　協議会では、はじめに留萌教育局が全道および管内の児童生徒の問題行動の状況について説明。続いて、管内小中学校生徒指導担当者連絡協議会の滝本秀明氏と管内高校生徒指導連絡協議会の越前友博氏がいじめ問題等の未然防止に向けた取組を紹介した。

　このあと、本年度の取組の重点について協議。子どもの自己有用感を高める取組として、「子どもが活躍できる場をつくり、そこで達成感を感じさせることが自己有用感につながる」といった意見が挙がった。このほか、「情報モラルを身に付けさせネットトラブルを未然に防止する取組」、「子どもの基本的な倫理観を養うための家庭教育への支援」についても意見交換した。

(道・道教委 2016-06-10付)