道家庭教育サポート企業等制度　新たに８社１団体と協定　締結企業は６６社に―桧山局

（道・道教委 2016-06-09付）

家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む

　【江差発】桧山教育局は六日、乙部町商工会で「道家庭教育サポート企業等制度」協定の合同締結式を行った＝写真＝。新たに八社一団体が加わり、管内では延べ六十六社が協定を締結。家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組むことを約束した。

　企業や団体と道教委が協定を結び、両者が協力して家庭教育の一層の推進を図るもの。

　乙部町商工会をはじめ、㈲田中物産店、㈲富貴堂、㈱ウェルコウ、㈲丸イうちこし、㈲近藤宗兵衛商店、㈲服部商店、汲田石油商会㈱、㈱大坂建設の一団体八社が協定を結んだ。

　締結式では、来賓として乙部町教委の杉江英樹教育長があいさつ。「大変心強く、皆さんの積極的な取組を期待する。締結を契機に町内の児童生徒を温かく見守り、ときには叱っていただきたい」と語った。

　各社は協定書に調印し、桧山教育局の毛利薫局長と協定書を交わした。毛利局長は、全道で二千五十五社が協定を締結していることを説明し、「ノーゲームデー」など道教委の取組に対して理解を求めた。その上で「子どもたちを見守り、叱ったり声をかけたりしていただきたい」と求めた。

　大坂建設の大坂裕康社長は「安心して子育てのできる就労環境を整えることが大事。それが家庭支援・子育て支援と連動していく」と話していた。

(道・道教委 2016-06-09付)