十勝局が時間外勤務・業務縮減等推進会議　職員に対する意識啓発を　定時退勤日や強調週間など

（道・道教委 2016-06-15付）

時間外勤務・業務縮減の課題などについて意見を交わした

　【帯広発】十勝教育局は二日、十勝合同庁舎で管内学校職員の時間外勤務・業務縮減等推進会議を開いた＝写真＝。管内教委連教育長部会などから十三人が出席。本年度の管内重点取組に、「〝定時退勤日〟や〝時間外勤務等縮減強調週間〟の定期的な実施」を掲げ、職員の時間外勤務等の縮減に対する意識啓発に努めることなどを確認した。

　はじめに、あいさつに立った竹林亨局長は「管内において、教職員、学校職員の時間外勤務、業務の縮減は大きな課題。皆さんから、具体的な取組や改善策などについて意見をいただきたい」と呼びかけた。

　つぎに、笠嶋真志企画総務課長が全道・管内の取組状況や管内の課題などについて報告したあと、本年度における重点取組について説明。道教委が通知した本年度の重点項目を踏まえ、管内では昨年度に引き続き、「〝定時退勤日〟や〝時間外勤務縮減強調週間〟の定期的な実施」を設定した。

　その上で、学校においては、月二回以上の定時退勤日の設定、年二回以上の時間外勤務等縮減強調週間の実施など、職員の時間外勤務等の縮減に対する意識啓発に努めることなどを確認。教育委員会においては、学校に対し、積極的に指導し、意識啓発を図ることとした。

　このあと、各団体において実施している取組や時間外勤務・業務縮減にかかる課題について意見を交わした。

(道・道教委 2016-06-15付)