鹿追高が恒例の完歩大会開く 自分の足で目標達成へ 声援背に然別湖まで26㎞(学校 2016-06-20付)
全校生徒と町民を合わせて240人が参加
【帯広発】鹿追高校(阿部穣校長)は十一日、第三十七回然別湖畔完歩大会を行った。全校生徒・町民合わせて約二百四十人が参加。生徒たちは、同校から然別湖までの二十六㌔㍍の道のりを、町民やPTAなどの声援を受けながらそれぞれの体力に合わせて歩き切った=写真=。
完歩大会は、ことしで三十七回目を迎える伝統行事。学校から然別湖畔までの二十六㌔㍍の距離を歩き通すことによって、強い心と体をつくることが目的。生徒だけではなく、町民も参加でき、町の一大イベントとなっている。
ことしは、全校生徒・町民合わせて約二百四十人が参加。町と地域の支援のもと、教職員やPTAなどが運営に当たった。
この日は、天気、気温とともに絶好のコンディションの中でスタート。開会式であいさつに立った阿部校長は「ことしで三十七回目を迎えた。決して楽な距離ではないが、きれいな景色や雄大な自然を見ながら、ゴールを目指してほしい」と呼びかけた。
生徒たちは、六・二㌔㍍、十・三㌔㍍、十四・五㌔㍍、二十・四㌔㍍、二十二・二㌔㍍地点にある五つの関門を通過し、給水や糖分を補給。同校から然別湖までの二十六㌔㍍の道のりを、町民やPTAなどの声援を受けながら完歩を目指して歩みを進めた。
スタート地点から十・三㌔㍍地点の第二関門では、近隣で工事を行っている宮坂建設工業㈱の社員が生徒たちに声援を送りながら、塩あめや塩タブレットを配布。このほか、同社はトイレカーや固定トイレを設置し、熱中症対策キット・AEDなどを搭載した救護車二台も走らせ、万全な体制で生徒たちを見送った。
生徒の完歩率は八〇%を超え、走り切った生徒は清々しい笑顔を見せていた。
山内章裕教頭は「生徒たちには、長い距離を自分の足で一歩ずつ歩き抜くこと通して、目標を一つずつ達成していく充実感を感じてほしい」と話していた。
(学校 2016-06-20付)
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