小学校英語専門教師配置事業　幌西小など１０校で研究推進　コミュニケーション能力育成へ―札幌市教委

（市町村 2016-06-22付）

　札幌市教委は、本年度から実施している小学校英語専門教師配置事業について研究推進校を決定した。幌西小や新陵小など十校を指定。児童に英語を通じて発達段階に応じたコミュニケーション能力を身に付けさせるため、研究実践を行い、その成果の普及・啓発を図っていく。

　この事業は、小学生が英語を通じて言語や文化について体験的に理解を深め、発達段階に応じたコミュニケーション能力を身に付けることをねらいとして、本年度から実施するもの。そのため、外国語活動の授業の充実に向けた取組を推進する英語専門教師を各学校に位置付ける。三十一年度までに全小学校での位置付けを目指している。

　今後は、研究推進会議を実施し、研究推進校における取組や課題、成果について交流。本年度中に研究の成果をまとめ、市内各小学校へ普及・啓発を図ることとしている。

　二十八年度の研究推進校十校はつぎのとおり。

▽幌西小、日新小、太平小、屯田南小、あいの里西小、北郷小、北の沢小、八軒西小、平和小、新陵小

(市町村 2016-06-22付)