東川町がインターナショナルフェスティバル初開催 プチ世界旅行を満喫! 8ヵ国のブースを児童が巡回(市町村 2016-06-22付)
韓国のブースでは、「旗揚げゲーム」を行った
【旭川発】東川町は十一日、町農村環境改善センターで「第一回インターナショナルフェスティバル~世界まつり」を開催した。町の国際交流員(CIR)が母国を紹介するブースを用意。小学生や幼児など八十人が参加し、各国の遊びや工作に親しみ、〝世界旅行〟を楽しんだ。
町では、外国青年を招致し地方自治体で任用する「JETプログラム」を活用し、外国語教育の充実や国際交流を推進。現在八ヵ国九人が町で勤務している。また、昨年十月に町立日本語学校が開校し、町内に留学生が数多く滞在。町の国際化に伴い、教育の柱の一つに国際教育を据えている。
その一環として、初めてとなるこの取組をCIRと共同で企画した。様々な国のCIRが制作した母国を紹介するブースを、子どもたちが巡ることで、世界旅行を疑似体験。各国の文化や歴史に興味をもつことをねらいとしている。
当日、米国やカナダ、中国、韓国、フィンランド、ラトビア、タイ、ウズベキスタンのCIRがブースを設置。子どもたちは友達とともに各ブースを回り、世界の遊びや工作を楽しんだ。
うち、韓国のブースでは、「旗揚げゲーム」を実施。子どもたちは、日本語と韓国語の色の名前の違いに、困惑しながらも元気良く旗を掲げていた。また、ウズベキスタンのブースでは、○×クイズやダンスを楽しんだ。
参加した児童は、「工作やゲームなど、いろいろあって楽しかった。日本でなじみがある遊びも、ほかの国にあってびっくりした」などと話していた。
東川町教委では、「いろいろな国の違いにふれることで、興味をもってもらえたら」と、イベントの効果に期待を寄せている。また、「ことしはオーストラリアやドイツのALTも着任するので、次年度以降も取組の充実に努めるとともに、町民向けのイベントも企画していければ」と今後の展望を述べている。
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遊びを通して、各国の文化にふれた
(市町村 2016-06-22付)
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