北見工業高建設科が現場見学会　仕事の内容、魅力学ぶ　港湾工事では測量船に乗船

（学校 2016-06-28付）

海上から工事の様子を見学

　【網走発】北見工業高校（飯田耕一郎校長）は二十三日、開発局網走開発建設部と網走建設業協会の協力を得て、建設科二年生を対象にした現場見学会を開催した。道路や港湾などの工事現場を見たり、講話を聞いたりして、建設業の仕事内容と魅力を学んだ。

　この取組は、六年前から毎年この時期に網走開建と網走建協の協力を得て実施している。建設科二年生が対象で、今回は生徒三十一人が参加した。

　見学場所は、北見市消防本部・消防署庁舎移転改築工事、旭川紋別自動車道遠軽町山の神川上部工事、網走港南防波堤建設工事―の三ヵ所。このうち、網走港南防波堤建設工事現場の見学では、監督測量船「はまなす号」に乗船した＝写真＝。当日は風が強く波もあったが、生徒たちは工事の様子を海上からつぶさに見て回った。

　このほか、オホーツク二建会による講話も実施。副会長の髙橋光貴髙橋土建㈱社長が、二建会の活動について説明したほか、映像資料「土木の仕事」を見せながら、仕事の内容や魅力、やりがいについて紹介。「素晴らしい達成感を感じることができる仕事」と強調した上で、「社会には、楽な仕事は一つもない。在学中にしっかり準備してほしい。一緒に仕事ができることを願っている」と呼びかけていた。

(学校 2016-06-28付)