美幌高がパティシエ招き特別授業　〝食〟で地域の可能性模索　シュークリームづくりに挑戦

（学校 2016-06-28付）

北見市内のケーキショップからオーナーパティシエを講師に招いて実施

　【網走発】美幌高校（田村弘樹校長）は十三日、ケーキづくりのプロを招いて特別授業を同校調理室で実施した。地域資源応用科二年生を対象にしたもので、生徒たちは、地元食材を使ったシュークリームづくりを学んだ＝写真＝。

　地域の食材や魅力の生かし方について、地元で活躍している人の話を聞き、今後の食品加工実習やプロジェクト学習に生かすとともに、将来の進路学習の役立てることがねらい。ことしで五回目の開催となった。

　講師は、北見市内のケーキショップ「La Natureve」のオーナーパティシエ・谷津充康氏が務めた。テーマは、「地域資源の生かし方と今後の可能性～地元食材でシュークリームづくり」。

　講師の谷津氏は「お菓子づくりの難しさと楽しさを学んでほしい。積極的に質問して」と述べ、調理をスタート。「オーブンは先に温めておくことが大切」などとポイントをアドバイスしながら、シュー生地とカスタードクリームの作り方を丁寧に説明。生徒たちは、プロの技を学ぼうと、真剣な表情で講師の説明に耳を傾けていた。

(学校 2016-06-28付)