札幌市山鼻小で体育出前授業　〝本物〟にふれ運動に興味を　フットサルのエスポラーダ北海道

（学校 2016-07-01付）

ボール遊びを通して運動を楽しんだ

　札幌市立山鼻小学校（渡辺元校長）は六月二十日、同校体育館でプロフットサルチーム「エスポラーダ北海道」による体育出前授業を実施した＝写真＝。二年生九十二人が参加。ボール遊びを通して、運動を楽しんだ。

　北海道唯一のプロフットサルチームであるエスポラーダ北海道では、スポーツの楽しさや夢をもつことの大切さを実感してもらうことを目指し、体育出前授業を実施している。

　今回同校では同授業を活用。プロから指導を受けるなど“本物”にふれ、運動に興味・関心をもつことをねらいとした。

　この日、トップチームの金井一哉コーチや、松野史靖選手、内田洸介選手、室田翔伍選手などが同校を訪問。ボールを使った運動プログラムを実施した。

　はじめにボールを手でキャッチしたり、足でさわったりするボールフィーリングを実施。金井コーチが高く上げたボールを後ろでキャッチする際に、成功させるにはどうやればいいか、児童に問いかけた。児童は「ボールをよく見る」「まっすぐ投げる」などと自分の考えを発表し、実践していた。

　このあと、ボールを使ったドリブル練習では、「自分からボールが離れないよう優しくふれて」などとアドバイス。シュート練習のほか、試合も行った。

　渡辺校長は「運動により親しんでいくきっかけとなれば」と話していた。

(学校 2016-07-01付)