泊小３・４年生が除草作業見学　道路を大切にしよう　国道維持管理の役割伝える

（学校 2016-07-01付）

地元の建設業者・茅沼建設工業が実施

　【倶知安発】泊村立泊小学校（水口正紀校長）の三・四年生は六月二十二日、国道二二九号沿いに位置する泊村ゲートボール場駐車場付近で行われた除草作業見学会に参加した。児童たちは、除草作業車を使用したデモンストレーションなどを通して、道路維持管理の役割や重要性について考えた。

　泊村の建設業者・茅沼建設工業㈱（三宅節雄社長）は、子どもたちに道路維持管理の役割を伝え、道路を身近に感じてもらおうと二十四年から除草作業見学会を実施している。

　当日は、同校の三・四年生三十人が参加。開会に先立ち、国道を管理する小樽開発建設部岩内道路事務所の三原慎弘所長は「道路の管理と建設に興味をもってほしい」とあいさつ。

　見学会では、草刈車による除草デモンストレーションを披露＝写真＝。国道二二九号の歩道脇に繁茂した草を巧みに刈り取った。子どもたちは、ダイナミックな作業風景を目の当たりにし、「草が一瞬でなくなった」「動きがすごい」と驚きの声を上げていた。

　このあと、草刈車を駐車場に入れ、車内を公開。運転席に乗り込んだ子どもたちは、普段入ることのできない特殊車両の内部を興味深く眺めていた。

(学校 2016-07-01付)