留萌千望高生が工事現場見学　建設業への興味深める　深川留萌自動車道の橋梁工事など

（学校 2016-07-14付）

留萌開建・留萌建設協会主催の見学会に参加した

　【留萌発】留萌千望高校（太田倫夫校長）の電気・建築科二年生三十三人は六月下旬、開発局留萌開発建設部（留萌開建）と留萌建設協会が主催する工事現場見学会に参加した。深川留萌自動車道の橋梁工事など、普段見ることのできない工事現場を間近で見学し、建設業に対する興味・関心を深めていた。

　この見学会は、建設技術者を目指す高校生を対象として、留萌開建と留萌建設協会が協力して昨年度から実施している取組。生徒たちが建設業に興味をもち、地域に密着した社会資本の必要性などを学んでもらうことを目的としている。

　この日は、留萌市内にある深川留萌自動車道の工事現場を訪れ、橋長三百三十九㍍にもなる留萌大橋の合成床版工事などを間近で見学＝写真＝。生徒たちは、「これだけの工事をするのにどれだけの作業員が必要なのか」「一日のコンクリート打設量はどれくらいなのか」など積極的に質問をしていた。

　一行はこのあと、留萌ダム管理施設や留萌港港湾施設なども見て回り、社会資本整備についてしっかりと学んだ。

(学校 2016-07-14付)