ＯＢＩＨＩＲＯサマーイングリッシュ　楽しく英語を学ぼう！　小学校４校で外国語活動―帯広市教委

（市町村 2016-08-10付）

児童はＡＬＴとコミュニケーションを図りながら外国語の基礎を培った

　【帯広発】帯広市教委は七月下旬、市内の小学校四校で「ＯＢＩＨＩＲＯサマーイングリッシュ」を実施した。市教委のＡＬＴが講師を担当。英語でのあいさつや自己紹介、カードゲームなどの様々な外国語活動を行い、児童たちはＡＬＴとコミュニケーションを図りながら外国語の基礎を培った。

　この取組は、外国語活動を通して、帯広市のＡＬＴと積極的にコミュニケーションを図りながら、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しむとともに、コミュニケーション能力の素地を養うことが目的。二十四年度に前身事業を行い、二十六年度から同名称で市内の小学校を会場に実施している。

　本年度は、市立清川小学校、市立帯広小学校、市立大空小学校、市立つつじが丘小学校を会場に実施した。

　うち、清川小では、市教委のＡＬＴヤマダ・ハラ・マイカリン氏、ヘンリクソン・ホーカン氏、イラナ・レーア・ラーヴィック氏の三人が講師を担当し、小学三年生以上の児童二十七人が参加した。

　児童たちは三クラスに分かれて、英語でのあいさつや自己紹介、カードゲームなどを行い、英単語の正しいつづりや発音などを学ぶとともに、外国語でのコミュニケーションを楽しんだ＝写真＝。

　参加した児童は、「楽しく英語を学ぶことができた」「英語は分からないことが多かったけれど、ゲームを通してたくさんのことが分かった」などと感想を話していた。

　市教委では、「取組を通して様々な外国語活動にふれ、外国語に対して少しでも興味関心をもってもらえれば」と期待している。

(市町村 2016-08-10付)