空知局がイングリッシュ・キャンプ　英語で交流、楽しいね　フィールドワークやプレゼンなど

（道・道教委 2016-09-01付）

コミュニケーションの楽しさを学んだ

　【岩見沢発】空知教育局は八月中旬、四泊五日の日程でネイパル砂川を主会場に、「北海道イングリッシュ・キャンプ in　Sunagawa」メーンキャンプを開催した。小・中学生三十人が参加。管内四市町を取材するフィールドワーク、ポスター発表を実施し、ＡＬＴたちとの交流を通して英語によるコミュニケーションの楽しさを学んだ。

　ＡＬＴとともに英語で生活するキャンプを通して、児童生徒の英語力およびコミュニケーション能力の向上を図るもの。空知をはじめ、道内の小・中学生三十人が参加した。

　初日の開会式のあと、「Ｓｏｒａｃｈｉ　Ａｍｂａｓｓａｄｏｒ　ｉｎ　Ｅｎｇｌｉｓｈ　Ｃａｍｐ」任命式を挙行。参加者一人ひとりに任命証を授与した。続いて、英語力を測る英語テストを実施したあと、自己紹介や英語を使ったゲームを通して交流を深めた。

　二日目は、「ビギナークラス」「チャレンジクラス」の両グループに分かれて英語レッスンを開始。授業後、参加者は、両クラス混成四グループとなり、翌日のフィールドワークに備え役割分担など事前準備を行った。

　三日目は、美唄市、奈井江町、浦臼町、月形町を訪問してフィールドワークを実施。各地域の特徴的な施設を取材し、ポスターづくりや発表練習を行い翌日のプレゼンテーションに備えた＝写真＝。昼食後の体験活動の時間では、野外炊飯場で火起こし体験に参加。マシュマロを焼いて味わうなど、交流を深めていた。

　最終日、訪れた四市町を英語でＰＲするプレゼンテーションを実施。月形町を訪問したグループでは、観光客に実施したインタビューや月形町の歴史に関するクイズを発表したほか、月形樺戸博物館など町内の施設を紹介し、まちの魅力を伝えた。

(道・道教委 2016-09-01付)