強い意識で指導徹底を　臨時道立学校長会議開く―十勝局

（道・道教委 2016-09-01付）

竹林局長が飲酒運転根絶の取組強化を呼びかけた

　【帯広発】十勝教育局は八月二十五日、十勝合同庁舎で臨時道立学校長会議を開いた＝写真＝。竹林亨局長は、出席した校長二十三人に向けて、「飲酒運転根絶の取組を強化し、〝自校の職員から飲酒運転を出さない〟という強い決意のもと、徹底した指導を」と呼びかけた。

　同会議は、二十日に発生した道東の道立特別支援学校の教諭が警察に酒気帯び運転として認定された事案を受けて、臨時に開催したもの。管内の道立高校、特別支援学校から二十三人の校長が出席した。

　竹林局長は「七月十三日から九月三十日までを飲酒運転根絶取組強化月間として再発防止に努めている中、このような事案が起こったことはとても残念。このような事案において、校長には監督責任を負う責務があることをあらためて認識していただきたい」と注意喚起した。

　また、「各学校においては、〝決意と行動〟に定められている取組をさらに強化し、〝自校の職員から飲酒運転を出さない〟という強い決意のもとで管理職としての徹底した指導を」と求めた。

　このあと、笠嶋真志企画総務課長が同事案の概要やこれまでの飲酒運転根絶にかかる取組の状況等について説明。その上で、「〝飲酒運転をしない、させない、許さない〟という条例の理念のもと、あらためて飲酒運転の根絶に向けた取組を徹底し、教職員の安全運転意識を高めるよう取り組んでいただきたい」と呼びかけた。

(道・道教委 2016-09-01付)