道・道教委が道議会文教委に報告　公私立合わせ１６６校で被害　一連の台風災害で―５日現在

（道・道教委 2016-09-08付）

　道・道教委は、六日の道議会文教委員会で、八月の台風による大雨被害の状況を報告した。台風７・１１・９号による公立学校の被害は、七管内十三市町村二十三校でフェンス破損などが発生し、被害額は六千四百万円。同じく私立学校は、三管内四市町十一校で外壁破損など、九百万円相当の被害があった。一方、台風１０号では、九管内三十一市町村百二十八校の公立学校で倒木などが発生。私立学校は、二管内二市四校で屋根破損などが発生した。いずれも被害額は調査中。また、公私立ともに、児童生徒などの人的被害はなかった。

　台風７号（八月十六～十八日）、１１・９号（二十～二十四日）、１０号（二十九～三十一日）について、五日現在の状況を報告した。

　公立学校については、児童生徒の人的被害はなし。

　学校の状況をみると、台風７・１１・９号によって、石狩など七管内十三市町村の二十三校（小学校二校、中学校八校、高校十校、特別支援学校三校）で被害が発生。被害内容はフェンス破損、屋根破損、法面崩壊など。被害額は六千四百万円。

　また、台風１０号によって、石狩など九管内三十一市町村の百二十八校（小学校六十四校、中学校三十四校、高校二十五校、特別支援学校五校）で、倒木、屋根・ガラスの破損、雨漏りなどが発生した。被害額は現在調査中。

　このほか、学校給食施設は一管内一町一施設、社会教育施設は三管内六市町十施設、文化財関係は二管内四市町十二件の被害があった。

　私立学校では、幼児・児童生徒の人的被害はなし。

　学校は、台風７・１１・９号によって、三管内四市町十一校（幼稚園八園、高校一校、専門学校二校）で被害が発生し、被害額は九百万円だった。

　台風１０号による被害は二管内二市四校（幼稚園二園、小学校一校、高校一校）で発生。被害額は調査中とした。

(道・道教委 2016-09-08付)