飲酒運転根絶へ決意新た　後志局が臨時校長・教育長会議

（道・道教委 2016-09-09付）

指導・対応の徹底を誓った

　【倶知安発】後志教育局は八月二十六日、後志合同庁舎で飲酒運転に関する臨時道立学校長・教育長会議を開催した＝写真＝。関係者が一堂に会し、飲酒運転根絶に関する取組について確認し、あらためて意識の高揚を図った。

　道教委は、六月に教員・道職員・警察官の飲酒運転による逮捕等が続発したことを踏まえ、職員の飲酒運転の根絶に向けた「決意と行動」を策定。七月十三日から九月三十日までを飲酒運転根絶取組強化期間として全職員が一丸となって再発防止に取り組んでいる。

　こうした中、八月中旬に道立特別支援学校教諭による酒気帯び運転が再び発生した。

　会議は、あらためて飲酒運転の再発防止について徹底を図ることを目的としたもの。管内における規範意識の高揚を図るべく、学校長や教育長を対象に臨時開催した。

　あいさつに立った武田信吾局長は「強い危機感のもと、教職員一人ひとりが、今一度、教育公務員としての自らの立場を自覚するとともに、〝飲酒運転をしない、させない、許さない〟という条例の理念を深く心に刻むよう、指導を徹底するとともに、同じ過ちを繰り返すことがないよう、あらためて飲酒運転の根絶に向けた取組を徹底し、教職員の安全運転意識を高めてほしい」と要請した。

　引き続き、飲酒運転根絶を議題に協議。飲酒運転の根絶に向けた指導・対応の徹底を誓った。

(道・道教委 2016-09-09付)