札幌市藻岩南小児童がコンサート　演奏・合唱で楽しく表現　保護者、地域住民に披露

（学校 2016-09-20付）

１６回目を数えるコンサート

　札幌市立藻岩南小学校（楠本一紀校長）は十二日、市内の石山緑地で第十六回石山緑地コンサートを開催した。児童二百二十七人が参加。集まった約二百人の保護者や地域住民に、合唱や合奏など日ごろの練習の成果を披露した＝写真＝。

　同コンサートは、児童が互いに発表・鑑賞することで、表現する楽しさを体験することが目的。また、他の教科の学習にも積極的に取り組む態度を育成することもねらいとしている。

　十三年度から開催しており、今回で十六回目を迎える。

　はじめに中学年グループが発表。三・四年生がそれぞれリコーダーで演奏したあと、合同で「夢の世界を」を合唱した。

　続いて低学年グループが鍵盤ハーモニカの演奏を発表。合同合唱では「手のひらを太陽に」を歌った。

　高学年グループはリコーダーで二部合奏・三部合奏を披露。合同合唱では「Ｕ＆Ｉ」を歌った。

　全体合唱では、「ＷＡになっておどろう」を披露。全児童の歌声が一つとなり、石山緑地に響きわたった。　

　楠本校長は、児童の演奏を褒めたたえた上で、「音楽には心をきれいにする力がある。日々の練習や本番で身に付けた力を、これからも大切にしてほしい」と呼びかけた。

(学校 2016-09-20付)