札幌市手稲中央幼の記念式典　開園５０年の節目祝う　園児が歌とよさこい披露

（学校 2016-10-25付）

神谷園長が「今後もさらに創造・発展し、充実していく」と述べた

　札幌市立手稲中央幼稚園（神谷かほる園長）は十二日、同園で開園五十周年記念式典を挙行した＝写真＝。関係者約七十人が出席。これまでの歩みを振り返りながら、五十年の節目を祝った。

　同園は昭和四十一年に手稲町立手稲中央幼稚園として開園。四十二年には札幌市と手稲町の合併に伴い、札幌市立手稲中央幼稚園と名称を変更した。

　教育目標を「なかよくのびのびと遊ぶ子ども」「やさしく思いやりのある子ども」「よく考え根気強い子ども」―の三点とし、家庭・地域など様々な人とのかかわりを大切にした教育活動を展開している。

　式典では、神谷園長があいさつ。同園の歴史を振り返ったほか、園児に対し、「手稲中央幼稚園に通って楽しかった思い出をもち続けて元気よく大きくなってほしい」と呼びかけた。

　また、地域住民の見守りに感謝の気持ちを述べるとともに、「本園の素晴らしい伝統は地域をはじめとするたくさんの人々の熱意に支えられながら、今後もさらに創造・発展し、充実していく」と話した。

　来賓祝辞では、札幌市幼児教育センターの出葉充担当課長と同園ＰＴＡ会長の小林悦子氏が登壇。このうち、出葉氏は、家庭・地域とともに歩んできた幼稚園の活動にふれ、「地域に愛される幼稚園として歴史を重ねてほしい」と期待を寄せた。

　映像で、五十周年の歴史を振り返ったあと、お祝いの会に移行。園児がお祝いの歌を歌ったほか、よさこいを披露するなど五十周年の節目を祝った。

(学校 2016-10-25付)