４０年の歩み振り返る　札幌市もいわ幼開園記念式

（学校 2016-10-31付）

１６５人が出席し節目の年を祝った

　札幌市立もいわ幼稚園（綿屋圭子園長）は二十五日、開園四十周年記念式典を執り行った＝写真＝。園児や教職員、来賓など合わせて百六十五人が出席。同園が築き上げてきた歴史をたどるとともに、四十年の節目を祝福した。

　同園は昭和五十一年、札幌市立で六番目の幼稚園として開園。教育目標に「明るくじょうぶなもいわの子」「よく考えておこなうもいわの子」「仲よくはげむもいわの子」―の三点を据え、互いの良さを認めながら、心と体を動かして遊ぶ園児の姿に迫った教育活動を実践している。

　式典では、綿屋園長が式辞。開園以来、二千四百十一人の卒園生を送り出してきたことを、「熱い思いが受け継がれてきたたまもの」と表現し、同園の歩みを振り返った。

　その上で、今後も先人の心を受け継ぎ、子どもたちが伸び伸びと生活できる楽しい幼稚園で在り続けることを強調。「市立幼稚園として与えられた使命を果たしていく」と新たな歴史の創造に向けて決意を示した。

　来賓祝辞では、引地秀美学校教育部長が登壇。園児に対し、「友達と仲良く遊んで楽しいことをいっぱいみつけ、もいわ幼稚園をもっと好きになって」と呼びかけた。

　このあと園児がお祝いの歌を披露。また、同園出身の親によるビデオレターや当時の写真を盛り込んだ映像を鑑賞し、四十年間を振り返りながら節目の年を祝った。

(学校 2016-10-31付)