高・特校長研究協議会開く―後志局　安心・安全な学校目指し　道教委・北村局長が講話

（道・道教委 2016-11-02付）

北村学校教育局長は「組織で学校経営を進め、生徒指導事故の未然防止に努める」ことなどの重要性を訴えた

　【小樽発】後志教育局は十月二十一日、小樽桜陽高校で本年度三回目の管内高校長・特別支援学校長研究協議会を開催した。道教委の北村善春学校教育局長が「高校における今日的な課題について」を演題に講話した＝写真＝。

　講話は、実践的な危機管理体制を築く学校経営マネジメントにかかるワークを織り交ぜながら進行。初期対応から目指すべきゴール地点を明確化して、参加者が意見交換しながら、対応の流れを作成した。

　北村学校教育局長は「管理職と教職員がディスカッションしながら、組織で学校経営を進め、生徒指導事故の未然防止に努めること」「生徒や保護者の思いに学校が正対し、学校経営に管理職だけではなく、教職員一人ひとりがかかわり、安心・安全な学校を目指すこと」の重要性を説いた。

　参加者は、自校の状況と照らし合わせながら、積極的に意見を交わしていた。

　このあと、後志教育局高校教育指導班が、「本年度第三回全道代表校長研究協議会」の内容を中心に、管内における教育行政上の課題等について説明した。

　研究協議会終了後には、同会場で「本年度道高校長協会・特別支援学校長会後志支部第三回研究協議会」も開催され、参加者が学校経営の改善・充実について協議した。

(道・道教委 2016-11-02付)